【中間報告書】360度メディアを活用して、半年間で新しい仕事を生み出せるのか?
はじめに
今期の新しい働き方4期研究員制度には指定企画、自主企画と二つ参加しています。
今回は指定企画「360度メディアを活用して、半年間で新しい仕事を生み出せるのか?」についての中間報告書です。
今後の動きも含めてご報告!
実験開始時に書いた実験計画書▼
◆実験の目的と背景
こちらは気持ちとしてはそのまま変わっていません。
ただし「360°映像」に対しての解像度は上がってきました。
正直最初はVR映像と360°映像の違いが良くわかっておらず…。
「360°映像」ならではの表現などチームでたくさん話をしているうちに段々とやれること、やってみたいことが浮き彫りになってきて、企画を作る際の大元となりました。
◆検証したいと思っていたこと
現時点での答えは、
「生み出せそう…!!」
です。
360°映像は皆さんGoogle Earthなどである程度身近なものではあったものの、そこの活用はまだまだ進んでいないと感じました。
撮影のお仕事としても可能性があるし、「360°エンタメコンテンツ」は深掘りしがいのあるテーマになりそうです。
◆研究活動の概要
①チーム活動…ホラーコンテンツの企画書作成中
こちらは今回使わせていただいているプラットフォーム、WHERENESSの特性を活かして「怖がりでも楽しめるホラー」のコンテンツ制作を企画しています。
正に私が怖がりだけど段々ホラーに触れて楽しくなってきた人なのですが、正直「怖すぎるホラー」は見たくありません(笑)。
そういったことをあたらぼコミュニティでも言っていたら「私もです…!!」という方がたくさんいらして、この層に向けたホラーコンテンツ作り、は需要がある、かつ現在あまりコンテンツ供給がされていない分野だと思いました。
そこを狙ってチームでの制作を進めていきます。
WHERENESSで構築していくホラー世界はこんな感じ▼
② 個人でやってみたいこともせっかくなのでやってみる。
こちらもやってみたいことは360°MV動画などあったのですが、①のホラーコンテンツ作りがボリューム感ある企画になったので、一旦そちらを優先します。
③ ポートフォリオとして使える状態の360°映像を制作する
これはホラーコンテンツが出来ればそのままポートフォリオに出来ます。
ただしホラーコンテンツではAIを用いて360°動画を制作しているので、せっかく買った360°カメラ、Insta360 X4が活躍していない…!!
カメラももっと触って、360°ならではの面白い映像をひとつ完成させていきたいです。
◆アウトプット・成果
Xでの発信…全然できていない!やる
仕事として提案可能な状態まで商品として作る…チーム制作のホラーコンテンツも今後の展開や提案を視野に入れて作成しているところ
11月の展示会でチームの制作物をプレゼン、仕事に…上と同じ
月イチでnoteにて進捗報告…7月は済!8月はこの中間報告を書く時期とかぶっちゃってるけど書きます!
◆実験の測定方法
・Xでの情報発信…後半はここにも力を入れていかねば
・仕事として提案…まだです
◆スケジュール・進め方
6月中旬:キックオフミーティング
7月:各チームで撮影/制作、WHERENESSやノウハウの勉強会
8月:各チームで撮影/制作
―――ここまで終了―――
9月:中間発表会(オンラインもしくはオフライン)
10月:各チームで撮影/制作 ⇒ 完成
11月:展示会イベントへの出展(横浜を予定)
本来は8月上旬あたりまでに企画をまとめて8月に撮影に入る予定でしたが企画が紆余曲折。
謎解きコンテンツを辞めてホラー1本に集中することに。
結果的に撮影はなくなったこと、また8/30のあたらぼ夏祭りにて360°動画を用いたものではないがホラー企画を開催してホラーコンテンツへの反応を実際に見ることが出来、その後に企画をブラッシュアップ。
現在企画書の最終確認をしているところなので、これが終わったらガッツリ制作に入ります!!
◆中間振り返り
<考え方・価値観の変化>
映像を仕事としている人だけではないチームメンバーから色々な目線の意見交換ができ、「360°動画の可能性」について一人では考えられない部分まで考えられるようになった
「仕事につなげる」というのを形にしなければ、と思う一方、「今回は実験なんだから、何よりもまず自分たちのやってみたいことをやるべき」という考えも持てた
<具体的な成果・仕事・働き方への影響>
360°カメラを手に入れて撮影をし始めた
単に作品を作る、ということでなく、もう少し俯瞰してコンテンツをどう仕掛けていくか、という企画力がついた
◆まとめ
ということで、今回中間報告を書いてみて浮き彫りになったのは、「企画を作る部分は紆余曲折しながらも手ごたえを感じながら進んでこれている」こと、しかし「外部に向けて360°動画を発信して興味を持ってもらう」ことは全然できていなかった、ということです。
外部に向けての発信は「360°メディアクリエイター」を目指す上では絶対に外せない部分なので、もう少し気軽に、こまめに発信活動にも時間を割いていきたいと思います!
それではまた。