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KAHO自己紹介 私こういう者です    1歳BOY母 | 動画編集者

はじめまして、KAHOといいます。
39歳、1歳男児の母、そして動画編集者です。
今回、「新しい働き方LAB」2期生に合格し、実験レポートを書くために初めてnoteに足を踏み入れました。

せっかくなので実験レポートを書く前に、自己紹介をしよう!と思い立ちこれを書いています。
自己紹介というより人生振り返りみたいになってしまいましたが、私がどんな人かは伝わるはず(?)。最後までお付き合いいただけると幸いです!

とにかく海外に行きたかった(謎の衝動)

あれはいつだったか、12,3歳の頃、突然海外に行きたくてたまらなくなりました。なぜだったのかはよくわからないけれど、映画や海外ドラマが好きだったことが影響しているのかもしれません。
今のようにNetflixもAmazonPrimeもなく、金曜ロードショーと夜中の2時頃放送される、ちょっとマニアックな映画をVHSに撮りためて見ていました。

そして雑誌で見つけたホームステイの企画に行きたい!と思ったのですが料金が高く、当時は行かせてもらえませんでした。
行けないとなるとさらに行きたい気持ちは募るもの。1年、2年と心の中で温めているうちに、「行きたい」というよりも「住みたい」「海外で働きたい」という思いに変わっていきました。

自分なりに望みに最短で近づく方法を考えて、卒業後に海外の就職をあっせんしてくれる学校に行こう、それも出来るだけ早く行きたいから専門学校にしよう、という結論に達し、観光系の専門学校に行き、無事にスイスのホテルで1年の契約で働けることになりました!

今回はスイスでの生活にまでは触れませんが、もちろん辛いこともあったけれど、あの1年の経験は自分の人生にとってかけがえのないものだったなと思います。
本当に行ってよかった。
しかし契約は1年間。次の目標も定まらないまま日本に帰国することになります。

燃え尽きからの新たな人生

スイスからの帰国後、私は完全に燃え尽き症候群でした。
13歳の頃からの夢を叶えた20歳の私は、急に何を目標に生きればいいのかわからなくなりました(少し大げさだけど当時はそんな気持ちでした)。

とりあえずアルバイトしてお金を貯めて、NYにでも行ってみるか…と軽い気持ちで行ったNYで運命が訪れます。
「有名だし見てみようかな」と現地でチケットを買い、観に行ったブロードウェイミュージカルに大感動!!!!

2週間の滞在の間に4回行き、毎回舞台の世界に大感動。
帰るころにはすっかり「舞台に関わる仕事をしたい…!!」と思うようになっていました。

そしてなんだかんだあって(省略)最終的に東京で劇団員として舞台に立っていました。
みんなで一つの舞台に向かっていく毎日はとても面白かった。大道具も自分たちで作り、役者としての稽古はもちろんのこと、裏方として舞台の制作にも関わりました。

4~50人いた劇団生たちと合宿やBBQをしたり。
でもそれだけで食べていけなかった。切実。
30代に突入したときに「このままでいいのか?」と考えました。この先、40代になっても同じことをしていられるか?
『35歳でこれだけで食べていけるようになっていなかったら辞めよう』そう心に決めました。


第二の人生を選択。そして結婚、出産

もうお分かりかと思いますが、結局35歳で劇団を辞めました。でも自分の中で『やりたいことはやりきった』という気持ちがあったのですごくすっきりして、「これからは何をして生きていこうかな??」と考えるのが楽しかったです。

劇団時代は稽古にバイトに土日もない生活をしていたので、辞めてから3か月くらいはひたすら、それまでやりたいけど出来なかった美術館巡り&神社仏閣巡りをしていました。

そして、せっかく海外まで行ったのにずっと使えていなくて錆びついた英語力をもう一度ブラッシュアップしたいと、旅行会社の少し英語を使う部署での仕事に就きました。

そこで会話の感覚を思い出しながら、翻訳の学校にも通い始めます。
元々好きだった海外SF小説や海外ミステリ小説の翻訳をしたいと考えたのです。

とか思っているうちに今の主人と出会い、結婚して妊娠。それまでは翻訳の勉強を一日に何時間も集中してやっていましたが、実質困難に。翻訳家になりたいという夢は一旦横に置いておくことにしました。
仕事も産休のタイミングで辞め、初めての子育てにじっくり向き合うことに決めました。


新たなライフステージで選択したフリーランスという働き方

そして出産、育児の日々が始まります。
とにかく寝不足でした(笑)。最初は初めての育児にとにかく必死。それでも1歳になる頃には母としての経験値も上がってきます。そしてせっかく仲良くなった月齢の近いママ友たちが、1歳を機にそれぞれの仕事に戻り始めます。

そのあたりでふと、「仕事したいなぁ~」と思いました。『母親』という以外の肩書が欲しくなったのかもしれません。でも子供との時間は削りたくなかった。

仕事も育児も両立できるのは…、フリーランスしかない!と思い立ちます。そこで以前から興味のあった、動画編集のオンラインスクールを受講することを決めました。

そのスクールに決めたのは「ママ専用」と銘打って、講義の時間のあいだ、シッターさんを手配してくれるサービスがついていたから。
そこがなかったら、今でも私は踏み出せていなかったかもしれません。小さい子がいながら学ぶというのは大変なことですから…。


それが去年、2021の9月です。
1か月間、寝不足でヒーヒー言いながら何とか1か月のスクールを卒業。まったくの初心者からポートフォリオをつくれるまでになりました。

そこから動画編集者としてのSNSを開設したり、価格設定のため他の方の料金を研究したり、ポートフォリオ用にYouTubeチャンネルを開設したり。
ひとつひとつ準備を終え、いよいよ年明けの2022年1月から動画編集者として活動を開始、お仕事をいただけるようになります。

実際にお仕事を始めてみると、まだまだ出来ないことにつまづいたり、案件を引き受けるキャパシティがわかっていなくて結局、子供といる昼間の時間にも仕事せざるを得なかったり、作業量と単価が見合っていなくて悩んだり…。駆け出しフリーランスが悩むであろうことは大体悩んできました(笑)。

そしてある程度自分なりのコツやペースをつかんだ5月、 新しい働き方LAB 2期生の募集を目にします。ちょうどその頃、動画編集者としてもう少しステップアップしたいという思いと、これ以上忙しくすると「子供と一緒に過ごしたい」という第一の目的からずれていってしまうというはざまで悩んでいたときでもありました。


自分にとっての"新しい働き方を「実験」する”。
これだったら、他の人とも比べず、自分なりの「ママ」と「動画編集者」のバランスを見つけていけるんじゃないかと思いました。
「期間中、休む時期があってもいい」と明言されていることも応募を決めた重要な一言です。

そしてたくさんの応募者の中、2期生として選んでいただくことが出来ました!
12月までの半年間、自分なりに考えて、やってみて、「新しい働き方」に少しでも近づけたらいいなと思います。
まずはこのあと、”実験計画書”なるものを指定企画、自主企画両方の分を書いてみようと思っています。

そして実験の経過は日々Twitterやこちらのnoteで発信していくつもりです。
ゆるやかな気持ちで見守っていただけると幸いです(笑)。


それではどうぞ、よろしくお願いします!!!


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