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手術とカニとベルギーワッフルと

無事に手術を終えて、なんとか生還しました

手術してから5日経ち、まだ毎日熱が出てたり傷が痛んでカニと同じスピードぐらいでしか動けない状況ですが、noteでも書いてみようかという気持ちが徐々に出てきました

お馴染み「カニ」のイメージ

2週間近く入院するし、なんやかんや色々できる時間あるかなーと思っていたのですが甘かったです

マネケンベルギーワッフルぐらい甘かった

初登場の「ベルギーワッフル」のイメージ

ロキソニンが切れるとほぼ動けない茹でガニのようになってしまうなか、ここ数日を振り返ってみたいと思います

手術時は想像通り、麻酔しますねーからもう記憶がないです

終わってから昨日までが地獄でした

とにかく痛い

人生で断トツの痛さ

物理的ストレスのビックバン

ペインアウトレットモール

術後すぐには、どうしても痛みが耐えきれない時のために医療麻薬追加ボタンを押せるのですが、このボタンを高橋名人の全盛期ぐらい押すことになります(一定時間経たないと追加されない仕組みではある)

「麻薬だからねー、ちゃんと取り扱わないとみんな捕まっちゃうからねー」という看護師さんの気晴らし?医療ジョークもそこそこに、ひたすら痛みに耐える時間を過ごしました

そのあとやってくるのが気持ち悪さ

もうスマホをみるなんてもってのほかで、家族とまともにやり取りできるようになったのは術後3日のことでした

その間毎日めげずに「お見舞い今日いこうか??」というLINEを送ってきた母に、押し切られながら面会にきてもらったときの第一声が「あんた、そんなに目ギョロついてた?」でした(痩せた&クマでギョロついてるらしい)

しょっぱいものが食べたいと言ったら「なめ茸」を持ってきてくれたのですが、丁重にお持ち帰りいただきました

面会後の母の感想

あとは色々と体に管が繋がっていて、自分の尿パックを華麗にぶら下げる生活をしていました

術後発熱したので、このカテーテルを丸3日つけてたのですが、これがなかなかに人間としての尊厳を奪われます

もちろん、これらすべての処置は必要なことで医療従事者の方々には本当に頭が上がりません

本当に尊い職業だなーと感じました

ただ、ロボット支援手術は低侵襲と言われますが、これまで大きな手術をしたことがない私のような「手術初心者」にとっては想像以上の大ダメージでした

超端的に言うと、インフル✖️二日酔い✖️交通事故が一気に襲って来たような4日間を過ごしました

ドラクエで例えると「バイキルト✖️スクルト✖️ばくれつけん」の、あのイメージです

まだめちゃくちゃ痛くて退院後のイメージが全くついてないのですが、幸い現状は術後良好なようです

退院したらすぐに元通りというわけにはいかなそうですが、ボチボチやっていきたいと思います

前に似たようなことを書きましたが、偶然病気がみつかり、これだけ辛い経験をしてまで生き延びたということは、まだやるべきことをやってないんだろうなーと改めて感じました

たぶん、子供のこととか

妻が元気づけるために子供の写真を送ってくれたり、テレビ通話をしてくれるのですが、嬉しい反面「そこに自分がいないこと」のギャップで胸が締め付けられました

でも、子供の生命みなぎるパワーはすごいですね

普段一緒にいると慣れてしまいますが、離れてみると、まるで太陽のような存在だなと感じました

あと、これからの人生は「ボーナスタイム」だと思っているので(自分に少し余裕があるときだけでも)できるだけ周囲の人の手助けになるようなことをやって徳を積むことを趣味としていきたいと思います

(お金はほぼ持ってないですが)何かあればお気軽にお声がけくださいまし

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