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Dear Zoo by Rod Campbell

言語: 英語(邦訳あり「どうぶつえんのおじさんへ」)

対象: 10ヶ月ぐらいから


娘が10ヶ月ぐらいの時だったかなぁ、初めてストーリー性のある絵本に手を出したのが確かこれだった。それまでは絵本といってもテーマの統一されたカードを束ねたものというのばかり。そういう絵本でも、絵を見るというよりはページをめくる動作の方に夢中になってた娘だったので、この本のめくり仕掛けが気に入るだろうと思って買ってみたのだ。案の定仕掛けは気に入ってくれたようだが、当時はめくるのに夢中でストーリーは理解してるのやらどうやらという感じだった。

寝る前のストーリータイムをルーティーン化したのが18ヶ月ぐらいの時で、その頃にはページをめくるだけでない本来の絵本の楽しみ方ができるようになっていたが、ハードカバーのこの本は寝転んで読むのにふさわしくないという理由で(私の腕が疲れる。落として顔にあたったら痛いなど)ストーリータイムのレパートリーには入れてなかった。

つまり、めくり遊びの期間の後は本棚に眠ってる感じだったのだけど、図書館やナーサリーのストーリータイムでよく読まれてるからか、2歳の今となっては、娘からこの本を持ってきて読んでということが最近多くなってきた。

ストーリー性があるといってもいたって単純。動物園からペットとして送られてくる数多くの動物を送り返した後に子犬をペットにするというもの。めくり仕掛けがやはり楽しいようだし、それぞれの動物の特徴が良くわかるようになってる。娘はこの本でライオン、象、キリン、蛇、サル、カエルといった動物を覚えた感じ。最近は「I sent him back!」のところは一緒になって振りつきで大声で叫んでいるし、カエルでは英語の泣き声「Ribbit ribbit」といいながらカエルポーズで飛び跳ねてくれるなどそれぞれの動物のところで動物の物まねを披露してくれるようになってる。大好きではあるけど、このようにアクションが伴うので寝る前に読むにはふさわしくない本の位置づけは変わらず……。

日本でどれぐらい人気があるのかわからないですが、この本はイギリスでは置いてない本屋はないぐらいのクラシック。めくりじかけではなく、動物の形にページがかたどられているバージョンなどもでている(赤い表紙)。娘のバギーにつける小さな絵本がかたどりバージョンのDear Zooで、移動中にパラパラと眺めてたことを思い出すなぁ(んー、となると実際は6ヶ月頃からの付き合いかもしれない)。

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