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カシミアに惚れて。散財が止まらない。

先日、古着屋で、イタリア製のカシミアを購入しました。

ええ色やのお

カシミアにも、偽物や本物があるそうですので、どこまで本物かわかりませんが、圧倒的な柔らかさや、ずっと触っていたくなる着心地からも、まあ、偽物ではないのかなと思っています。


そもそも、カシミアってどんなもの??


カシミアは、ウールと同じ動物の繊維からできている生地です。
ちなみに、コットンやリネンは植物です。

動物性の繊維と言ったら、とても簡単に言えば「人間の髪の毛と同じ」ようなものだと言います。

人間の髪の毛って、例えば、汗を吸う力があったり、頭の温度を保温したり、頭部を守るために固くできていたり、動物が生きるために必要な能力が備わっている素材なわけです。

また、カシミアというのは、モンゴルなどのかなり寒いところに生息し、その産毛のようなものを使っているそうです。

そのため、保温性があって寒さに強く、吸湿性なども備えつつもやわらかく、最高の肌触りを実現するわけです。

古着で買ったカシミアが、どのくらい前のものかはわかりませんが、買ったときからとっても柔らかく、肌馴染みがよいです。



次に購入したのは、真反対のカシミア


先週山形へ行き、大好きなYONETOMI(米冨繊維)さんに、冬の年中行事として、ニットを購入しに行きました。

いろいろ候補があった中、やはり気になっていたのはカシミア!!

そして、米冨繊維さんのカシミアは「リジッド」のカシミアなのです。

ていねいに、ほそく、強く編んであり、もはやスエットレベル

リジッドというのは、製品に対して加工を行っていない状態のこと!
つまり、できたてほやほやの状態だ!!
ふつうは、加工や洗濯がなさられることでカシミアは柔らかくなっていくそうなので、こいつは一つも柔らかくありません(笑)

むしろガサガサ、くらいの肌触り。

でも


だからこそガシガシ洗える!!
だからこそ何回も着れる!!
だからこそ気を遣わない!!
だからこそ経年変化(長持ち)する!!


という、面白いカシミアニットなのだ。

つまり、育つカシミアである。

キュッキュにつまった肉感

値段は決して安くはないものの、育てられる服(レザーやデニムなど)は、ほぼ永遠に着ることができるので、そのくらい出す価値はあるのではないかと思っています。

ガシガシな見た目

ほとんどがウールやコットンだった世界に、カシミアが来た。

ほんの少し、素材が違うだけで、いつものコーデも格上げされ、上品さが増していくような気がします。

ほぼ寝巻のスエットパンツと合わせても「なんだか行けそうな気がする~!!」
スポーティーにカシミアを合わせられるのも、スエットのように作られているから。
カシミアニットに、ウールカシミアのベスト。渋い。

服が増える慣れの果ては何処


職場が完全に私服性なら、毎日おしゃれを考えていくのに、残念ながら、仕事場では現状こんなおしゃれな私服を着ていくことができません。

土日には「どこに行くか」「誰と会うか」「温度はどんなもんか」などを考えて、服を選ぶようにしています。

最近では、選ぶものも増えて考えるのが少し大変ですが、午前と午後で活動が分かれるような日は、その状況に合わせて着替えたりもしています。

こうした中で、少しずつ色合わせや、アイテム合わせなどの面白さにも気が付いてきました。

そうなると、またまた「あんなのも合わせてみたいな~」と、アイテムが無限に広がっていく感じになっています。どうしたものか、どこかで手を打たないと破産してしまいそうです(笑)



まあ、いつか買わなくなる日が来るから、いっか。

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