ヒーローは本当に大切なことを教えてくれない。
こんばんは。
ロマンスです。
僕のアニメの原点はドラゴンボールです。
僕が生まれるちょっと前からアニメ版が、放送されていました。
僕が小学校低学年の頃、夕方にやっていた再放送で、第一話から食い入るように見ていて、塾に行くのがギリギリになっていたのを覚えています。(ごめんね、お父さん。)
ヒーローたちのあるある。
•戦いの中で成長する。
•死の淵から蘇ったとき、パワーアップする。
•急に知らない技を覚えている。
敵を倒す過程で、視聴者をハラハラドキドキさせる工夫が施されていて、
派手な技や華のあるキャラクターのファンがたくさんできています。
今では遠くの国の子供たちや大人までも真似をして、笑顔を作っています。
ただ、僕たちはカメハメ波も元気玉もスーパーサイヤ人にも、武空術ですら、使うことはできません。(夢の中では何回かやったことありますが。)
ヒーローになるためのカッコいい必殺技を、僕たちは使うことはできないけど、悟空が必殺技を使えるようになった努力や、メンタリティは、マネすることができると思います。
それを描かないからこそ、ぼくはヒーロー漫画は本当に大切なものは教えてくれないなと思います。
悟空が初めての天下一武道会を目指し亀仙人の下で修業をしたこと。
桃白白との決闘の際、超神水を飲むまでにカリン塔に登ったこと、そこでカリン様の稽古を受けたこと。
天界でポポや神様と修業をしたこと。
おそらく、悟空の時間軸からするとそれらは、ジャッキーチェンや桃白白、ピッコロ大魔王と戦った時間よりもはるかに長い時間をかけて修業をしていてたのだと思います。
筋力トレーニングや、精神統一、食事制限などすべての行動を創意工夫し、日進月歩し、”強くなる”ために精力を傾け日々を過ごしていたのだと思います。それはとても永く、孤独な自分との戦いだったはずです。
それに一日一日、打ち勝ってこそ、かめはめ波が打てて、武空術が使え、スーパーサイヤ人になれたのです。
改めて、アマプラでドラゴンボールを見た私は、そんなことを思いました。
おやすみなさい。
画像出展元:https://kabekin.com/wallpaper/anime/dragonballturtlehousesunwukongmusclecloud/PZ72/1280/800