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超・自分ごとなNew York State of Mind

この記事は 「Funds Advent Calendar 2024」15日目の記事です。

ファンズ株式会社という、貸付型のファンドへの投資勧誘をインターネットで行う金融系スタートアップの会社に、コンプライアンス担当として勤めるようになって2年8ヶ月が過ぎようとしています。
このタイミングで休暇を取得して、クリスマスシーズン真っ只中のニューヨークへ出かけてきました。
入社3年目のアドカレでは、そんな旅の記録と、旅を通じて感じた精神について展開していきます。

、、、はい、意味がわかんないと思った方、僕の一昨年と去年のアドカレの記事を見ると、会社の話題に無理やり収斂させようという僕のマインドを感じられるんじゃないでしょうか。

でもね、今回は完全にネタ切れです。2年続けてこんなに濃い記事を書いたんだ、もうええでしょ。。。


事前準備編

今回の旅行、計画を練り始めたのは9月中旬。

現在の仕事の忙しさと半期末・半期初の各種施策の増減率(主にプラス方向)に鑑みると、きちんとバックアップを立て、関係各所にも調整をしておくことで、おそらく一週間程度自分がいなくても大丈夫だろうという見通しは立っていました。
それから、9月後半から検討を始めた各種仕組み化も12月には稼働しているだろうという目論見もありました。(これも実際にワークしてくれているようで本当に良かった!)

、、、とすると、行けんじゃね?

実は今回、ニューヨークに行くか西海岸に行くか最初に迷ったものの、西海岸でちょっとアテにしていた会えたら良いなと思っていた妻の昔のホストファミリーが絶賛引っ越し中とのことで断念。

同時進行で、数年前に我が家に泊まっていた現在ブルックリン在住の友人カップルのMalcomとShennaに連絡をとってみたら「空港までの送迎や市街の案内もするからぜひ遊びにおいで」とのこと。
よし、これはニューヨークだな。

そこから妻の仕事の予定や子どもたちの学校や園の予定を確定させ、パスポートの準備などを進め、会社の各部署との定例ミーティングなどで「12月第2週は不在にするんでヨロシク」とサウンディングを開始。
「え、どこか旅行ですか?」
「うん、ニューヨーク」
「(゚Д゚)?」

、、、

、、、、、、

、、、、、、、、、

あらかじめ旅行に向けて関係各所に連携を図っておいたおかげか、部の内外で協力態勢を築いてもらうことができ、今回の旅行、思いっきり満喫できました。
その意味では、とても超・自分ごとな期間になったものと認識しています。

旅のはじまり

羽田まではいつもクルマで行っています。今回は土曜日の出国なので駐車場の予約もできず、仕方がないので朝4時に起床して5時に出発し、6時に第5駐車場(第3ターミナル直結)に到着しました。
ちなみに国際空港やハブ空港としての機能からすると、羽田の駐車場の規模は過小なんだそうです。航空業界に勤めている身内に言わせると「恥」とな。そこまで言うんかい。

羽田空港第3ターミナルもクリスマスの飾付けが綺麗でした。

出国手続きはかなりスムーズで、8時にはすべての手続きを終えて免税店巡りを始められる状況。
朝ご飯を食べていなかったのでJALのサクララウンジでのんびりと朝食をいただきます。

サクララウンジで朝食を。あるいは、あのカレーとスパークリングワインとコーヒー。

11時のフライトは機材の調整が長引いて多少ディレイしましたが無事に飛びました。
数年前にサンフランシスコから帰国するときは機材トラブルで1日待たされたのでホッとしました。
なお、今回の機体はエアバス社の最新のA350-1000。実は結構気になっていた。あ、エコノミーです。プレミアムエコノミーですらなく、ただのエコノミーです。

A350-1000 at J.F.K. airport terminal 8

JFKでの入国審査はさっそくこの国の洗礼を受けたようなもので、担当官が5人くらいしかいなくて、エラく時間がかかった!

それから友人のMalcomが空港まで迎えに来てくれていたので、クルマでマンハッタンへ。

世界の車窓から

本編。

ここからは正直とりとめもないので、気に入ったものを置いていきます。

まずはTimes square。ホテルに近いこともあって、到着してすぐに散歩に行っています。とにかく人が多いのと、権利関係を無視しまくったコスチュームを着た人たちが一緒に写真を撮らないかと誘ってくる。(撮るとエラい金額を吹っかけてくるw)


Christmas Tree at Bryant Park
Holiday market / Bryant Park
Bryant Park

それからホテルから2ブロック先のBryant Parkのクリスマスマーケット。
このクリスマスマーケット、今回の旅行中に僕は3回ほど足を運んでいます。
グランドセントラルの手前、図書館の裏という立地で、大きなクリスマスツリーとスケートリンクもあるしお店もたくさん出ていて、クリスマスの雰囲気に包まれています。
ここで何枚か、小さなアートポスターを購入。
店員「それと同じ絵でもっと大きいのがこっちにあるよ、同じ値段で良いからこっちにしたら?」
自分「日本から旅行に来てるから大きいと持ち帰りにくいし、そんなに俺の部屋広くないよ」
店員「あら、ニューヨークみたい」
、、、そうなのか。


Ellen's Stardust Diner。マンハッタンに来ると必ず寄る、ブロードウェイの舞台に立つことを夢見るひとたちがウェイター/ウェイトレスとして歌って踊るダイナーがあります。今回、前日の夜に映画館で映画版Wickedを観ていたので、その中から2曲を歌っていてテンションぶち上りました。
(てゆうか配給よ、11月22日に本国で公開されてるのに日本では3月7日まで待たせるとか何考えてる。。。)


Rockefeller - daytime
Rockefeller - Night

おなじみのロックフェラーセンターのスケートリンクとクリスマスツリー。ここにもクリスマスマーケットがあったりしました。
正直ここは「映画で見たところだ」とテンション上がってしまった自分がいます。でもこれもまたライトアップの本気度が高くてめちゃめちゃキレイ。


Macy’s
Entrance of Macy's
Entrance of Macy's
Holiday Market in front of Macy's

タイムズスクエアから10分程度歩くとMacy’sがあります。ここのデコレーションも、赤と金を主体にしていてとても綺麗。単なるデパートのはずなのにクリスマスシーズンでデコるとここまでできるのかと一種の感心を覚えます。
ちなみにMacy’sの前にもクリスマスマーケットが開かれていました。


Outside of Chelsea market
St.Patrick Cathedral
Sacks fifth avenue
Empire state building and Macy's

ここからはブルックリン。友人のMalcomとShennaが住んでいるエリアからはかなり離れるけど、いわゆる高級住宅地の邸宅が思い思いの飾付けをするエリアらしく、連れて行ってもらったところ見物客でごった返していました。

信じられるか、これ、民家なんだぜ。
これも民家。そして停まっているクルマは見物客。
住宅街全体の気合の入れ方がエグい。

帰り、そして青天の霹靂

December 11, 6 a.m. MalcomとShennaがクルマで迎えに来てくれてJ.F.K.空港へ。

(↑の動画はちょうどソーホーらへんを走行中)

空港のターミナル8に到着して出国手続きを済ませ、ようやく朝食にありついたあたりで上司からのDMに気付きます。
「今期からバイス・コンプライアンス・オフィサーね。」
、、、えっ?!

(※実際はもっと格調高いメッセージです。さすがにこんなに軽くない。俺じゃないんだから。)

、、、

、、、、、、

、、、、、、、、、

旅の振返り

冒頭にも記載したのですが、今回、部の内外の協力態勢を整えてもらったおかげで4日間という長期のお休みを取得することができました。
この意味合いで、部の内外の皆様の超・自分ごとが発揮されたのは既述のとおりです。

なお、超・自分ごとというのは、僕の勤め先が掲げているValueのひとつ。「超」にはBeyondとSuperのふたつの意味合いが込められていることにポイントがあります。

それから、たくさん写真をアップしていますが、これら、デコレーションが同じ系統になっていますよね。特に合わせるようなことはしていないんだそうで、一種の収斂進化のようなものなのだそうです。
(収斂進化=哺乳類である鯨と魚類である鮫、それから爬虫類に属するモササウルスとかが同じような形状に進化するアレです。)
これも、目指す街並みが明確であるがゆえに自分ごとを突き詰めた結果がBeyondな意味合いで超・自分ごとに至ったのかなと思っています。

そして、この旅行の間に実感したのですが、NYの人たちって良い意味で他人を気にしていない。
(だから思い思いの服を着ているし、子連れの旅行者に対してネガティブな印象を持っていないように見える。Focus on themselvesです。)
だけど今回の僕のように子連れの旅行者のために扉を開けておいてくれたり子どもが高いところにあるものを取ろうと頑張っているとすぐに手伝ってくれるなど、たぶん自分の価値観に忠実なんじゃないだろうか。
もちろん、空港までの送迎や今回の旅行中に何度となく一緒に行動することになったMalcomとShennaも感謝を伝えるたびに「My Pleasure」だと言ってくれるし、楽しそうに過ごしてくれていました。
そういった意味合いでも、この街のひとたちはSuperの方の意味合いで超・自分ごとに見えました。

というわけで、今回の旅行、期せずしていろんなところで「超・自分ごと」を実感しました。

、、、よし、なんとか会社のバリューにつなげたぞ!!

というわけで。

ファンズでは「未来の不安に、まだない答えを。」というミッションのもと、金融と不動産領域で社会課題の解決に取り組んでいます。
こんな私達に興味を持ってもらえたら、募集ポジションに該当していなくてもぜひぜひお気軽にお声がけください。

引き続き、Funds Advent Calendar 2024の他の記事もお楽しみに!!

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