須佐神社と稲佐の浜。悪縁切りの代償。出雲の旅ファイナル
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翌日、
「稲佐の浜」を経由して、「須佐神社」まで参拝した。
稲佐の浜は、あの「因幡の素兎」の伝説の場所である。
この場所は、
よく観光雑誌などで取り上げられているため、
さほど期待していなかった。
「既視感」は、時に、
現物を見てからの「失望」にもなり得るから。
でも、稲佐の浜は違った。
その日は最高の天気だった。
砂浜に降り立ち、
そびえ立つ岩場に近ずく。
誰もいない、平日の稲佐の浜。
この岩場を独り占めにした感覚。
「神様、ありがとう」
気持ちよすぎて、浄化、浄化、浄化。
私は海が好き。
海はその海水のエネルギーが、
人間の負のエネルギーを浄化してくれる。
この稲佐の浜は、
「浄化力MAX」
だった。
「因幡の素兎」
の「回復する」エピソード。
あれは、
「人間の身体を清め、回復させる場所」
という意味が込められているんだと感じた。
■
稲佐の浜に癒され、
次に向かったのは、
須佐神社。
車で1時間くらい?進んだだろうか。
今度は山奥。
とても原始的な雰囲気のする神社。
大木。
そして、むき出しのエネルギー。
山の奥でないと、暴れまわってしまうからかも。
すごく静かな場所に、厳かに広がるエネルギー。
そういえば、
私がこれまで一番信頼していたスピリチュアルカウンセラーは、
私のことを、
「スサノオですね」
と言っていた。
曰く、エネルギーがそっくりだと。
荒ぶる魂。
荒御魂。
確かに。
でも、成長していくに従い、
「大国主」のエネルギーが好きになっていったと思う。
荒ぶるのはもう内側だけでよい。
大国主様のような、穏やかで静謐だけれど、
大きなおおらかなエネルギーに憧れる。
だから、今回の須佐神社は、
少し今の自分が合うエネルギーとは違うと感じた。
でも、
「元気がない」
「前向きになれない」
「エネルギー低下中」
という人には
「喝!」
をくれる良い場所かもしれない。
そんな原始のむき出しのエネルギーを感じ、
須佐神社をあとにした。
その日、私は
歌手の竹内まりやさんの親族が経営する
「竹野屋」に宿泊した。
なんとも「氣」が良い場所だった。
ご飯も美味しい。
とても疲れたが、心は満ち満ちていた。
■
こうして、長年待ち望んでいた、出雲への旅は、
あっという間に終わりを告げた。
行ったあと、
色々と嫌なことも多く起きた。
おそらく、「毒出し」だったと思う。
ある深く関わったスピリチュアルカウンセラーとの「強制リセット」が断行された。
それは、ご縁の神様が、
「悪縁を切ってくれた」
のだと思う。
しかし、ある程度の代償があった。
「根も葉もない噂話」「誹謗中傷」「人格攻撃」
「見えない攻撃」から身を守るために、
神様にお守りいただくように頼んだ。
この時に非常にお世話になったのが、
出雲大社でいただいた「祝詞」であった。
私は身を守るようにその祝詞を唱えていた。
以降、私は出雲大社でいただいた「お言葉」を、
家のみえるところに貼り付け、
ピンチの時はその言葉を口に出すようにしている。
おかげさまで、
「大難は小難に」
「小難は無難に」
今年、また出雲大社にお礼参りに行く予定だ。
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