recで配信をはじめた。自分を振り返った。
はじめまして
はじめまして。kすけと申します。
1984年生まれの子年。愛知県の田舎でも都会でない町で生きています。
人生の現状確認とrecを始めたきっかけ
生まれて三十余年、趣味という趣味は無し。
酒とマスターベーションに性を出す。
人に自慢できるような実績もスキルも無し。
最終学歴は底辺高校の定時制。
5年付き合った女性に愛想を尽かされる。
仕事を変えようとしたがタイミングを逃しツルッと無職。
今の俺にはどうしよもなく何も無いのだ。
学生時代に何故か取得した漢字検定3級以外は。
いや、何も無い以下である。
赤子のような純白な「何も無い」のであれば可能性は無限に広がるであろうが、
生憎今の俺には眩い白さはない。
ニコチンで薄汚れた肺と酒漬けの肝臓。
メンタルは小虫以下、そのくせ肥大化している自己顕示欲と肥満化した身体。
何も無いどころか大きめの負債を背負っているのだ。
このままひっそりと息をなんとかさせて頂いているくらいの生活水準で良いのかなとも思った。
5年付き合っていた女性に愛想を尽かされたのも大きかった。
別れてから気付かされる甘えと、心配性を装った依存癖。
酒飲んでデカイ事言う割には中身が伽藍堂な行動。
一緒に未来を見たい彼女と彼女しか見てない俺。
本当に心配されていたのは俺の方だった。
そして愛想を尽かされると、ゴミ箱をひっくり返したようにそれはそれは見事に取り乱し、オメオメシトシト女々しく塞ぎ込む。
今文章を書いて改めて思ったが糞である。
糞から手足が生えているだけの生命体だ。
だからもう世間様に酸素だけお裾分けさせて頂いている存在で良いと思った。
思った。が、思ったはずだったが、負け顔でこのまま終わるのが腹立たしくてしょうがない自分もいた。
そうか。どうせならこの糞を世間様に晒してしまおう。
ありのままの姿見せるのよ。と。
この発達した電脳世界にこの糞人生を晒しあげて落ち込んでいる人達に見てもらい聴いてもらって笑ってもらおう。
「最悪かもしれないど、そこ最下層じゃないっすよ。」
下を見ればキリがないけど、アンタは大丈夫。と。
唯一の長所は社交性が高い事。何故か友達や仲間には恵まれていた。
変な輩も慕ってくれてた。
そして子供の頃から誰かを笑わす事が得意で好きだった。
皆のピエロになるのは昔から慣れたものだ。
今からは皆の範囲が広がるだけ。
これは生まれて初めての「趣味」になり得ると思った。
発信ツールはrecにした。彼女がラジオ好きの俺に以前紹介してくれた。
元々芸人のラジオを聴くのが好きだった。
彼らはこっちがどんなに落ち込んでいようが、泥水のような気持ちであろうが
毎週変わらず笑いを届けてくれる。
そして最悪な気持ちな時でも人は笑ってしまうんだと気付かせてくれた。
それがラジオだった。
じゃあこっちが発信する側になってしまっても良いんじゃないか?
どうせ素人が好きでやるだけだし、喋くる分には誰にも文句は言われまい。
そんな気持ちで始めた。人様に自慢できなくても自己満足と虚栄心が満たされればそれで良し。格好つけずにダサい所も見てもらおう聴いてもらおう。
そして記録と記憶を残すという事は自分を省みたり顧みたりする材料になるのではないか。
あわよくば自分が普通の人間に成れれば・・。
世間様とお天道様に顔向けできるぐらいになれれば・・。
でもそれはまだ先の話であろう。
しかし今は頭を垂れて足元を見るのだ。小さな事からコツコツと。だ。
自分のペニスを磨く時間を減らして自分を磨く時間を増やすのだ。
す、少しずつ・・。
おしまい
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