財務スキル
BS(貸借対照表/バランスシート)は決算書に必ずついてくるものです。
普段、聞かない言葉なので拒否反応を起こしますが、大丈夫です。
とても簡単ですので、それを解説していきます。
【結論】
資産があって、負債があって、純資産があり、それぞれに種類がある。という簡単なもの。※図のように
①資産・負債・純資産の解説
【運用状況】
資産は、仕入れ(負債)て、事業を回してい上での運用状況のようなもの。
【調達状況】
負債は、返済が必要なもので、借入としてみる。
純資産は、返済が不要なもので、出資としてみる。
②資産とは?
資産は2つに分かれていて、「流動資産」「固定資産」がある。
「流動資産」は、お金の流れが速いもので、例えば、現金、売掛金、在庫などが挙げられる。(大体1年くらいで回収)
「固定資産」は、お金の回収が遅いもので、例えば、建物、トラック、備品などが挙げらる。(回収の1年以上の場合)
③負債とは?
資産は2つに分かれ「流動負債」「固定負債」がある。
「流動負債」は、返済期限が速いもので、例えば、売掛、短期借入などが挙げられる。(大体1年くらいで回収)
「固定負債」は、返済期限が遅いもので、例えば、社債、長期借入などが挙げらる。(回収の1年以上の場合)
④純資産とは?
株主資本と、その他の資本に分けられる。
「株主資本」は、資本金、利益余剰金、などが挙げられる。
「固定負債」は、評価換算差額、新株予約権などが挙げられる。
⑤BSこれを見れば会社の財政状況が丸わかり
例えば、銀行があなたに融資をするときにBSを見せたとしましょう。1億円借りたいので、「1億円を貸して下さい」とあなたは言う。銀行マンは流動資産で例えば売掛金(流動資産)が1億ある事がわり、固定資産もしっかりとあれば、それを担保にお金を貸してくれるでしょう。
反対に、流動負債が1億円あり売掛金も5000万円しかないとしましょう。この場合、銀行をお金を貸すのに返ってこないリスクを考えます。
このようにBSを見れば会社の財政状況が回るわかりになるんです。
⑥テストです。
カカクコムはどちらでしょうか?そこで考える事はこちら。
・どんなビジネスモデルか?
・オンライン系は固定資産はあるか?
・人から借りるべき事業がどうか?
その疑問をBSに当てはめていきましょう。
例えば鉄道会社は右のような図になるんです。
⑦安定している企業の見分け方(流動比率)
短期的にどっちの方が安定しているのか?を見るためには流動資産と流動負債を見ていく。
数式は、流動負債分の流動資産を100で掛けてそれが大きければ安全性が高い、それが小さければ安全性が低いというようなスコアリングになります。
通常は200%くらいになれば良い。とされている。
例えば、下記の計算式に当てはめると…
①流動資産100万円・流動負債50万円=200%
②流動資産25万円・流動負債50万円=50%
この結果、②の方が安定性が低いというスコアを出す事が出来る。
これが、BSの全体像でした。
どうでしたでしょうか?そこまで難しくなかったのではないでしょうか?
PLとBSを見る事で企業の安定性や経営状況を見る事が出来るんです。
これらは全てオUR-Uンラインスクールにて学ぶ事ができるんです。
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