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【居心地の良い学級づくり】1学校に来るだけでえらい!素晴らしい!の感覚をもつ

 9月と12月、前期終わりと年末にアンケートをとりました。「先生への『通知表』」です。概ね好評な結果でした。12月の結果の一部をご紹介します。

クラスのアンケート結果

 この結果を見ると、クラスは「楽しく」「安心できる」場所のようです。(「Dとても不安がある」が1名でした。対人トラブルも多く、不安傾向が強いお子さんです。引き続き、寄り添っていきます。その子は「Aとても楽しい」とも答えていました)
 私のモットーは「「学校が楽しい!」と思って登校し、下校すること」です。
 楽しい!と思えるためには、その場所や雰囲気が「安心する」「安全である」ことが第一条件だと考えます。(ドキドキする、緊張する、怖い場所では「楽しい」とは思えませんよね…)
 上の結果の限りでは、今のところ、クラスの運営は成功しているように感じます。私自身も「良いクラスだなぁ」と思えています。ありがたいことです。
 今回は、自分の実践を振り返る意味でも、何が要因だったのか?どうしてこのような結果になったのか?を深掘りしていきたいと考えています。 


【居心地の良い学級づくり】

1学校に来るだけでえらい!素晴らしい!の感覚をもつ

 今の子どもたちと出会ったのは、1年生の頃からでした。自分の子供が1つ年下です。ずいぶんと重なるところがありました。

 強く感じたのは、「登校(登園)するだけでえらい」「お家の人は最大限頑張っている」ということです。
 この感覚は家庭を持たないとわからないところが多くあると思います。
 事実、私自身、20代の頃はわかっていませんでした。正確に言うと、「わかっているつもり」「理解しているつもり」だったということです。想像力を働かせても、実際に経験したのには遠く及びません。職員室で「◯◯さんは・・・」「あのお母さんは・・・」と話題に上がることはあります。
 教員側の意見ももちろんよくわかりますが、家庭側の立場もあるわけです。家庭側からの意見を言わせてもらえたら、

子どもは学校に行くために一生懸命頑張っている!
保護者(特に母親)は子どもを学校に行かせるために頑張っている!

のです。
 家庭をもち、子どもが小学校入学に近づくにつれて、この考えは日に日に強くなりました。
 だって、朝、ドタバタしている時に「幼稚園行きたくない!」って泣き叫んだり、全然着替えなかったりするんですよ😅。
 加えて、仕事があっても、急な病気で休まなきゃいけなくなるんですよ😥。(幸い我が家は専業主婦してもらってましたので、休みには対応しやすかったですが)
 全ての家庭が同じ状況ではありません。それでも、子どもを育て、学校に行かせているだけで親は満点なのだと思っています。
 だから、

学校に来てるだけでえらい!素晴らしい!の満点

だと思っています。

 そんな心持ちでいるのと、子どもや家庭に不満を持ちながらの心持ちとでは、日頃の対応は大きく変わってくると思っています。
 若い頃に比べ、ずいぶんと優しくなった、寛容になったなぁと思います😊。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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