![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39173750/rectangle_large_type_2_e7507fb8b2cb2be81048642aca27ef8d.jpeg?width=1200)
コロナ禍でも変わらなかった事
今では規制も緩和され、大学に通うことができるようになってきています。私はコロナに対する規制が緩和されはじめてから、ようやく友達と遊ぶ予定を立てはじめました。私は予定を立てる際に「会った時何話したらいいのだろう。」と思い始めました。その時、今までその友達と何話していたか忘れ、どうしようと少し不安にもなりました。今まで友達と「何を話せばいいかわからない。」といった事を考えたことがなかったので、何かむずむずする感覚もありました。大学で 数回しか会って話したことがない友達と会うような感覚にとても似ていて、大学が始まって数カ月の1回生の時の気分を味わいました。ご飯を食べに行く予定を立てていたので、どこかに遊びに行くのと違って会話する量も増えます。今までと同じようにLINEのやりとりはあったけど、会わなくなった期間のせいか、いざ会ってみると思うと変に緊張するような感覚が印象に残っています。
でも、実際に会ってみると以前と変わらず、全然普通に話すことができました。「○○は自粛期間何しよった?」、「バイトはどんな感じ?」などコロナに関する話題が沢山あったので、話す内容には一切困りませんでした。そして、会話の途中に私と同じ感情になったのか気になったので実際に「会う前に、○○と何話したらいいかわからんかった。」と友達に言ってみると、「俺もそれ思っていた。」と返事が返ってきたので、このように思っていたのは私だけではないんだなという安心と、友達も同じことを思っていたという可笑しさには笑わずにはいられませんでした。少なくともぎこちなくなったりするのかなと思っていたけど、一切そのようなことはなく「それまでの緊張を返せ!」って心の中で笑い、そんな風に思っていた自分が馬鹿らしくも感じました。
今までどおりの生活が一変し、不自由なことが多くなっていったけど、例えこのコロナ禍でもこういった関係や繋がりはなくならないものなんだとふと思いました。
著者:Y.K