人出とマスク着用率
私は秋学期始まって当初はオンライン授業ばかりでスーパーなどに最低限の買い物をするとき以外はほとんど引きこもっていました。しかし10月ごろどうしても必要な用事があり、久々に府県境を越えて移動しました。
正直私は大学がまだオンライン授業がほとんどであり、外出へのハードルは緊急事態宣言の頃とほとんど変わらないように感じています。しかし、乗換のために降り立った四条河原町や梅田などの繁華街の人出はコロナ前とほぼ同じように感じました。また、電車やバスなどの混み具合も大して変わらなかったのです。
遠方への旅行はともかく、都心部への外出についてほとんどの人がコロナ前の水準に戻っており、減った分はコロナ対策というよりも新しい生活様式としてそもそもオフィスに出勤せず在宅などで働いている分なのではないかと思いました。
また、そのような人出の中でほとんどの人がマスクを着用してはいるのですが、コロナ前でも冬場などはマスクを着用している人が多かったのであまり違和感はありませんでした。
そして興味深かったのが、四条河原町や梅田などでは着用率は目測ですが9割程度(裏返せば1割程度の人はマスクを着用していない状態)でした。しかし、高槻や西宮といった郊外の駅周辺ではほとんどの人がマスクを着用しており、しばらく探さないとマスクを着けていない人が見つからないのです。
郊外の方が住宅地に近いため近隣の人が多く同調圧力がより強いことや、郊外には一軒家を持てるようなファミリー層が多く健康志向がより強いことなどが理由かなと思いました。
著者:S.C