今までで一番短かった1年
気づけばもう12月になってしまいました。今年は特に1年が早かったように感じます。授業の開始もいつもなら4月6日からなのですが、今年は5月11日からの開始でした。いつもより期間が短かったので、日数的にも短いです。毎年のように「今年もあっという間だったね」なんて言いますが今年に限っては特にそうです。家での自粛、バイトの休業、リモート授業。大学生とは思えないほど家にいました。
まず1回生の春休み。コロナという言葉が聞こえ始めた頃でした。その時はここまでひどくなるとは思っていませんでした。若干は怖かったですが、そこまで自粛するほどのことではないと思っていました。ですが、3月になり学校の開始が怪しくなってきました。僕も4月の頭までは遊ぶ予定があったのですが、ほとんどなくなっていました。コロナがまだまだ未知のウイルスで、対策するには予定をキャンセルするしかないという判断でした。そこから授業の開始が延期延期で5月になり、バイトもその期間に休業。今まで生きてきた中で一番暇な時期だったと言っても過言ではありません。何もできないし家から出てはいけない。起きては寝ての繰り返しでした。
授業が始まったとしてもオンラインでの授業。家から出ることはほとんどありませんでした。唯一出るのも再開したバイトで週1あるかないか程度でした。そこから徐々にましになってきましたが、大学生らしいことはほとんどできませんでした。サークル活動、学園祭などの行事、友達と学校で授業を受けたりご飯を食べたりすること。2回生の一番遊べる時期を棒に振った気分です。もう一度2回生があればいいのにと思うほどです。さすがに留年はしませんが。でもそれぐらいこの一年は何もなかった1年だったと思います。
留学にも行きたかったのですが、何にもできませんでした。来年に行ければ行きたいと思います。遊びの面ではある程度少人数で遊んだりしてできたのですが、先ほどにも紹介した、サークルをしたり学園祭をしたりする様な大学生らしいことができなかったことが一番つらいです。来年はどうなるか来年になってみないとわかりません。来年はもっと有意義なものになっていれば良いのですが。
著者:T.K