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一回生の後輩から聞いた友達事情の話

(これは2021年1月に書いた記事です)

 私が働いているバイト先に新しく同じ京産生の後輩が入ってきました。同じ学部ではありませんでしたが、その子は一回生で、二回生の私にとって見当もつかない今の一回生のリアルの事情が気になり、聞ける範囲で聞いてみました。

 まず気になった事は友達事情についてです。聞いてみると、その子は春学期には友達が誰一人としていなかったそうです。これは私もなんとなくですが想像はできました。私もzoomでコミュニケーションをとることは難しいし、もし私が今年度の一回生だった場合、友達が出来なかったと思います。少人数授業でも顔出ししてなかったら、相手の表情を読むことができないし、沈黙だって続くと思います。

 しかし、秋学期からは友達事情が一変したそうです。その後輩は対面授業が再開するまで友達は一人もいなくて不安でいっぱいだったそうです。それが対面授業の再開から1週目にしてもう友達ができたそうです。私にとって驚いた点がここからです。なんと少人数の対面授業で30人程が参加しているグループラインが作られているんです。これを聞いた時、高校のクラスラインみたいだと思いました。そのグループラインではその授業の受講者ほぼ全員が参加し、世間話や課題など話しているそうです。その後輩は今では友達も沢山でき、対面授業がとても楽しいと言ってました。

これもコロナによって起きた現象ではないのかなと私は思いました。私は今まで大学生活を送って少人数授業のクラスラインなんて作らなかったのでこの話を聞いた時とても新鮮でした。もしかしたら私が経験してなかっただけで、コロナ前でもこのようにクラスラインがあったかもしれません。それでも今年度の一回生はこのようにして友達を作っているんだなと思いました。

著者:Y.K