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何をもって「連絡先」ととらえるのか

 「連絡先」という言葉。この言葉を意味するものは時代や人によっても変わってくると思います。昔は簡単でした。電話番号や住所などがこの「連絡先」になっていました。しかし今はどうでしょうか?電話、メール、LINEやTwitterなどのSNS。様々な種類の媒体が存在しています。何を「連絡先」ととらえているのでしょうか。

今の基本的な連絡先

 今僕が「連絡先」と聞いて思いつくのはメール、住所、LINEです。友達に連絡先教えて、と聞かれて教えるのはLINEです。さすがに住所は教えないですね。メールも今時あまり使わないです。僕の携帯のメールの連絡先にはほとんど誰もいません。そのぐらいメールは使わないです。基本的に友達と連絡を取るのはLINEです。なので「連絡先」を聞かれたときでもLINEを交換します。LINEは現代において若者の「連絡先」と捉えていいと思います。

他のSNSは連絡先と捉えることができるのだろうか

 LINEは「連絡先」と捉えてもいいという話をしましたが、他のSNSはどうなのでしょうか?例えばTwitterやInstagramなど。この2つのSNSは、主に自分の好きなことを投稿するものです。それを他人に見てもらっていいねをもらったり、他人の投稿を見たりします。これを聞くだけでは連絡先と捉えることはできないと思いますが、この2つにはチャット機能があります。ある特定の人に対してメッセージを送ることができるのです。この機能があるのなら、これらのSNS「連絡先」と捉えてもいいのではないかと思います。実際「連絡先」と言ってもいいと思います。なんせ連絡が取れるのですから。しかし、これらのSNSを「連絡先」と捉えている人は少ないと思います。なぜならメインの目的が連絡を取るためにないからです。ここがLINEとの違いです。LINEは連絡を取るためのSNSですLINEを連絡を取ること以外に使っている人はいるのでしょうか?

「連絡先」の概念とは

 「連絡先」とは連絡が取れれば最悪なんでもいいと思います。でも連絡先と聞いてLINEと想像するのは、主にその媒体を使って今連絡を取り合うことが多いからです。これから会社で「連絡先」と聞かれたらそれは電話番号なのかもしれません。それでも今はLINEです。電話番号を交換しないのは、あらゆる面でLINEの方が気軽に連絡を取れるからです。電話だとお互いに連絡を取れる時間が重なっていないといけません。しかしLINEだと自由な時間に相手に伝えたいことを一方的に送ることができます。それを相手も好きな時間に見ることができるので、わざわざ相手の連絡の取れる時間に合わせなくて済みます。この手軽さがLINEの方が重宝されている理由です。しかもLINEは電話もできるので、わざわざ電話番号を交換しなくても電話をできます。Twitterは電話をすることができません。Instagramはテレビ電話はすることができるようですが、普通の電話はすることができません。LINEは電話もテレビ電話もすることができるので、この点で他のSNSより「連絡先」という面では優れています。これからもLINEを愛用していきたいとおもいます。