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ラクに吹きたい!!②

逆をやってみる、で気がつけたことがあった。

今まで吹いている自分を観察していると思ってたけれど、実は、
いいと思うことをやろうとして、それができているかどうかを
チェックしているだけでした。
どこかで仕入れてきた、いいと思えるものをやろうとしているだけでした。


そもそも正面向いてる?
ふと気になり楽器なしで正面を向いてみたところ、
吹いている時の顔の位置より上を向くことになった。
いままで吹く時に正面だと思っていた位置は、
顎を下げて、喉のあたりを詰まらせ、下顎を少し引き込んでいた。
(この癖は楽器なしでも、下を向く時にやってしまう。)
吹くと思うと勝手にその位置に調整し、
吹ける状態になったと思っていたようだ。

上半身も観察すると、長くなろうと伸ばしていた。
いい感じに伸びている、と思っていたものは伸ばしているだけだった。
逆をやろうと、楽器が吹けるギリギリまで姿勢をくずしてみたら、
息がよりよく入ってくるようになるし、なにより吹きやすい。

正面を向くことで、喉と顎まわりを自由に動かせるようになり、
上半身を伸ばすのをやめることで、背骨と肺が自由に動くようになり、
結果的に吹くことが楽になりました。


ということをやっていると、
今までやっていたことを一から観察し直すことになりました。

しばらく吹いていると、すぐに今までやっていた吹き方に戻してしまうので
練習方法として、

○ロングトーン中にずっとアップを思い続ける
○音が変わる時にもアップを思い続ける
○タンギングする時にもアップを思い続ける

今ここまでやってきました。
まだまだ、いいと思うことをやってしまうので、
楽器なしでのユースからなにも付け加えることなく
吹けるように練習ですね。


と、ここまで書いて放置しておりました。
現状は楽器を吹いているときにも、
自分の身体を観察し続けることができてきました。
真っ黒な譜面となると。。。

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ほりうちけーアレクサンダーテクニーク教師
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