0から始めるつみたてNISA~証券口座選び編~
諸注意
これは2024年3月に執筆した記事です。
できるだけ更新するようにはしますが、今後証券会社やクレジットカードの改定があった際はご容赦ください。
※2024/03/23追記
はじめに
つみたてNISAとかよく聞くしやってみたいけど証券口座なんて持ってないしどこのを作ればいいかわからん!違いがわからんみたいな人を最近よく見かけます。ブログとか動画でお勧めはこれとか言われても何が何だか。。となりますよね。
うん、とてもわかる。
そもそもその辺のブログとかだと案件が多すぎて正しい情報を見極めるのが困難なのが現実です。
そんなわけで金融関係の仕事もしていないし何の案件もない弱者男性の僕が紹介すればそれなりに読んでくれるんじゃないかと思ったので書いてみる。
(こういう話はなかなか人に聞きづらいし、進んで話してくるやつが詐欺師に見えるからなかなか難しい)
※「つみたてNISA」について:正確には今は「新NISAの積立投資枠」という表現が正しいのですが、長いので便宜上「つみたてNISA」と統一して表現します。
簡単なプロフィール
つみたてNISAに興味を持ってこのnoteを見ていただけたのはありがたいのですが、
「そもそもお前は証券会社とかNISAとか詳しいんか」
「いまいち信用ならんな」
そんな声が聞こえてきます(幻聴)。
僕の簡単なプロフィールとしてははこんな感じです。
FP2級()
5つの証券口座で積立運用を継続
ポイ活の民
信用に足りるかはその人次第ですが、ほかの人よりちょっと詳しいんだなーくらいに思っていただければ幸いです。
そのうえで参考にしていただけたらと思います。
前置き
初めに言っておくと今回は証券口座の選び方(考え方)について書きます。
口座の具体的な開き方や開いてからの商品の買い方や選び方は解説しません。
需要があれば書きますが少なくとも今回は書きません。
※本題に入ります。
※入りました
本題(時間がなければここから読んでね)
まず結論
早速ですが今回の結論としては、
僕のお勧めは「SBI証券」です。
今回選ぶ理由を含めて書いていくので参考にしていただければと思います。
そもそも証券口座決めるのってそんなに大事なの?
結論から言うと大事です。
証券口座作ってみたい!という人の大半は「つみたてNISA」を始めたいという人が大半だと思います。
それで、ここからが大事なとこなんですけど
「NISA講座は1人の名義で1つしか持てない」
はい、ここ重要です。もう一回言います。
「NISA講座は1人の名義で1つしか持てない」
証券口座の「特定口座」はいくつでも作れますが、「NISA口座」は1つまでです。
つまりどういうことが起こりえるか。
例えば、最初にA証券でNISA口座を作ったとして、
あとから「A証券でNISAやってるけど、やっぱりB証券の方がいいな。B証券でもNISA口座を作ったろw」
ということはできないのです。
厳密にいうと不可能ではなく、年が変わるタイミングでNISA口座をA証券からB証券へ移管する手続きをすると次の年から変更できます。
はい、はっきり言って面倒です。
あと、移行前の商品はそのままA証券で運用を続けていくことになりますので、2つの証券口座で扱うことになり管理面でも面倒となります。
なのでNISA口座を作る証券会社を最初に決めるのはけっこう大事だったりします。
証券会社選びの考え方
さて、証券口座についてネットで調べてみて必ず思うことがあるはずです。
「証券口座って色々あるけど違いがわからん!!」
これです。ぜったいにこれです。
違いというより「どういうことを重視すればいいのか分からん」ってのが正解かと思います。
個人的に、証券口座を選ぶポイントとして下記のことが重要と考えます。
UI(ユーザーインターフェース)の使いやすさ
つみたてにおける将来的なこと
「えぇ!銘柄の数とかじゃないのかい?」
と思う方もいるかもしれないですが、銘柄数に関しては正直どこも大差ないです。
扱っている銘柄が多くても、実際買うのは一桁種類くらいしか買わないのでそこまで関係ないかなと個人的には思ってます。
・UIの使いやすさ
UIってなんやって思う方もいるかもしれませんが
簡単に言うとサイトの見易さです。
「サイト自体の見た目」や「このページのここを押せばこのページに行けて~」というのが分かりやすく見やすいかどうかという話ですね。
UIの観点だと「SBI証券」と「楽天証券」に軍配が上がります。
・楽天証券:サイトのUIがかなり整備されており、分かりやすいです。ネット上での評価もとても高いです。
・SBI証券:サイトのUIは楽天と比べて見劣りするのですが、SBI証券「かんたん積立」というアプリがとても見やすいのでお勧めできます。
「いやいや見やすさとか大して重要じゃないでしょ」と思うかもしれないですが、考えてみてください。
つみたてNISAをするということは年単位の長期的に運用するということです。
登録して「はい終わり」なサイトならいいかもですが、長く使うならUIが使いやすい方がいいですよね。「サイトとしての使い勝手がいい」というのはとても重要なことです。
・つみたてにおける将来的なこと
もうひとつの観点として、SBI証券と楽天証券であれば、上位のカードでつみたてをすることによって、還元率を高くすることが出来ます。
上位カードでの還元率を鑑みると、「SBI証券」が優位です。
具体的にはSBI証券対応の三井住友カードと楽天証券対応の楽天カードの種類と還元率は以下のようになっています。
つみたてNISAの年間限度額が120万円なので、月に最大10万円積み立てることができます。
クレジットカード積立も最大で月に10万円です。
ここで満額かそれに近い額を積み立てるようになったら上位のカードを作って還元率を上げようという発想になるわけです。具体的な例を挙げると、無料の三井住友カード(NL)で年間の満額120万円を積み立てたらポイント還元は0.5%なので6000ポイントになります。
これがゴールドカードに変えたとしたら、ポイントは12000ポイントとなり年会費を5500円を差し引いても6500ポイントとなります。
上の表を見てもらえば分かると思いますが、
圧倒的に三井住友カードプラチナプリファードがお得です。
3/24追記
えー、SBI証券ナーフ来ました
三井住友カードの10月以降のつみたて時のポイント還元が改悪となります。
詳細はこちら
「三井住友カード つみたて投資」サービス内容改定のお知らせ|クレジットカードの三井住友VISAカード (smbc-card.com)
かいつまんで言うと、プラチナプリファードが3%(年間利用500万円以上)。
ゴールドカードは変わらず1%ですが条件がつきます(年間利用100万円)。
プラチナプリファードがかなりの改悪となります。
ゴールドカードは普段使いすれば達成できるラインなのと年会費無料キャンペーンもあるのでまだおすすめできます。
なので本項での結論は変わりません。
えぇ、言いたいことは分かりますよ。
「おいおい無料じゃないのかよ、年会費のかかるカードなんか作りたくないよ」
ですよね。
それはそうです、自然な発想です。
だから将来的なこととしました。
踏んでいくフェイズとしては
証券口座(NISA口座)をつくる
少額で積立してみる
つみたて額を上げてみる
上位のカードを作って還元率を上げる
こんな感じになるはずです。
ここで最初の方に話したNISA口座は複数作れない話に繋がるのですが、上位カードがあって、なおかつ利便性が高いクレジットカードの切り替え先がある証券会社を最初から選んだほうが良いということになるのです。
よってこの観点では、SBI証券が優位であるとなります。
繰り返しになりますが上位カードを作るのは将来的になので、最初は無料のクレジットカードで大丈夫です。
※余談ですが僕はSBI証券を開くにあたり、最初から三井住友ゴールドカード(NL)を作りました。
結論
改めて結論は、アプリのUIの使いやすさと、上位カードの還元率からSBI証券がおすすめです。
今回触れませんでしたが、SBI証券は保有銘柄数も最多クラスで投資マイレージでのポイントも付くのでその観点でも優秀です。
最終的に選んで口座を作るのは自分なので、こういう観点で決めるのもいいんだなくらいに思っていただければ幸いです。
紹介リンク等
これからSBI証券口座や三井住友カードを発行する方はポイントサイトのキャンペーンやご友人やご家族の紹介コードで作るとお得にポイントがもらえるのでそちらを活用してみてください。
※お知り合いに紹介者がいない場合
僕の紹介リンクを貼っておくので、よろしければお願いします。
SBI証券口座開設方法について、僕はこの方の動画を参考にしました。
こちらも貼っておきます。
https://youtu.be/kJT1j0JYvjI?si=smPeWAbl1awNH1sz
こちらも周りに紹介者がいなければご活用ください
三井住友カード紹介リンク
https://www.smbc-card.com/olentry/affiliate/online_entry.do?bno=03402845031
あとがき
なんか思っていたよりも長くなってしまった。。
分かりにくかったらすみません。
個別の相談とかはここのコメントかXのDMに送っていただければできる限り回答します。
僕は現在SBI、楽天、マネックス、auカブコムを使っているので、その辺なら特に答えられます。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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