Vol22.春の訪れ
12月の冬将軍の訪れとともに暫しの冬眠となった井戸堀り。
3月にもなると日中はプラスの気温となり、日差しの強さと昼の長さに春の訪れを感じるようになる。
ちなみに地下水の水温は地下10mより下の場合は年間の温度変化がなくなるらしく、その土地の年間平均気温と同じか、1~2℃高い温度に保たれるそうだ。
札幌の年平均気温は9℃くらいだから10℃前後ということか。
雪に覆われた裏庭の井戸周りを一刻も早く作業できる状態にしなければ。
ということで3月12日から雪割りを始めた。
積もって固くしまった雪はスコップを入れ、空気が入るようにすると早く溶けるのである。
上から見るとこんな感じだ。
我慢できずにポンプも繋げてみた。水は出る。
しばらくは夜が氷点下になるので使う時だけ設置する形にする。
春分の日を過ぎる頃には気温も急速に高くなり、雪もすっかり無くなった。
そして3月24日、いよいよ待ちに待った井戸堀りの再開である。ということで配管を外し井戸堀りの準備を行う。
いよいよ8mより下を掘り進むのである。
(Vol23に続く)
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