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Vol25.ポンプを再設置するも
9.2mで今の堀り方の限界を迎え、現状で井戸として使えないかを確認するため井戸ポンプを設置することにした。
設置するポンプというのは掘る際のくみ上げに使用する工進のではなく、川本のポンプの方。こちらのポンプを使いつつ、鞘管をきっちり密封し真空を作ることで水量を増やす事ができるかの確認も兼ねている。
今のところ4mまであるVU100管の中に9.2mまであるVU75が入っているので、VU100の鞘管も含めて密封しないと真空が作れない。
ということで、VU100管の周りを少し掘り下げて管を切断する。
切断し、VU100→VU75の異径継ぎ手をかぶせてコーキングする。
異径継ぎ手は両サイドから接続するタイプでそのままだとVU75の管が通過しないので、内部をドリルで削って作成した(すんごい大変)。
ここまで終わったら埋める。
地表に顔を出すのはVU75管のみとなる。ここに給水用のVU25管を入れる。給水管の先にはフートバルブと呼ばれる逆止弁をつける。
これにより吸い上げた水が給水管に残ったままになるので、間欠給水がしやすなり手押しポンプでくみ上げやすくなるのである。
給水管を入れたら鞘管を密封する蓋をつけてポンプまでの配管を設置する。
蓋はVU75の蓋にVP25が通るように30mm程の穴をドリルを使って開け、給水管を通した後、ボンドで固めた。
この配管をポンプまで引く。これは昨年同様。
ポンプの電源をいれると水が上がってきた。
1週間ほどくみ上げるとある程度透明になってきた。
結果としては、
・カナケはかなり良くなったがまだ結構ある
・水量は30リットル程度で枯れる
という状況になった。
当初の目的である畑の水やりには利用できそうだ。
しかし、なんとも不完全燃焼である。
自分の井戸堀りたい欲が再びムクムクと湧き上がってきたのであった。
(vol26に続く)