Vol13.再び砂層に到達!
8月から始めた井戸堀りも気がつけば季節は9月に突入していた。
毎時20cm位しか掘れない固い地層をひたすら掘り進む。しかしゴールは6m位とイメージしているので何とか頑張れる。「固い地層の下には必ず柔らかい地層と水脈がある」という言葉を信じて。
そして6m近くにさしかかった頃、地層に少し変化が・・・?
粘土だったところに若干の粒感があるような・・・?
さらに掘り続けると・・。
おぉぉお、なんか砂っぽいぞ!そして急に掘りやすくなった!!!
第二の砂層に突入した模様だ。新たな水脈に到達したか?
ということで、再びポンプを設置し汲み出してみる。
最初は泥水だが、翌日汲んでみると
かなり透明になってきた!!
その後、1週間ほど毎朝くみ続ける。
おぉぉぉ!かなり透明になってきた。
水量も容器に2杯くらい、100リットル位出てくる。まぁ少ないがこれだけあれば目的は達成できるだろう。
あとは鞘管の周りを埋めて台をセットすれば完成だ!
ということで、鞘管の周りを埋め、砂利を引き、台を設置する。
後はコツコツ汲み出せば水も綺麗に水量も増えていくだろう。
ということで、井戸堀りライフは終わり・・・・と行きたいところだが、そうはハッピーエンドとはならなかったのである。
これから当初には想像もしていなかった「ヤツ」に苦しめられることになるのである。
(Vol.14に続く)