2022.3.19の記録/倉庫バイトで見た資本主義と「なぜ勉強するのか?」
暇だったので某サイトの倉庫で一日バイトしてきたら、感じることが多かったのでnoteにします📓
朝8時から仕事開始。
私の仕事は、商品が入ったカートを所定の場所まで運ぶこと。距離は大体50mくらい?ここをひたすら往復します。11時に1時間の休憩。午後には15分の休憩。そして5時に終業です。
入った時感じたことは「施設が綺麗」ってこと。コロナ対策のパーテーションもしっかりあるし、掃除も行き届いている。
次に人。若い子が多く、30代までがほとんど。中には50代の男性もいた。多分こちらは派遣バイトではなく社員なのか?と思った。
私に仕事を教えてくれたのは39歳の男性だった。とても優しく周りの人にも慕われていることが伝わってきます。大学には行かず、接客業を長年やってきたらしい。今日もこのあと仕事だとか。
仕事を見つけて来るのが上手く、勤勉な雰囲気の人でした。
倉庫バイトはひたすら○○する、が多かった。
例えば荷物を運ぶこと。頭は使わずとにかく数を稼ぐこと。
1日で30000歩近く歩きました。
保険がないため、体調を崩したらその日の給料はなし。働いたら稼げますがシビアな世界です。また、昇給も無さそうでした。時給1000円ちょっとでずっと働くのは精神的にきつそうです。
また、管轄しているブロック長がなかなかの人物。
仕事について2時間も語ったこともあるとか。しかし、人に指示出しはするが、自分はずっと無駄話していました。
周りのバイトさんも「いくら頑張っても結局何も変わらない」と思いながらも生活のために周りのバイトさんと励まし合いながら頑張るやって感じでした。
休憩時間中 後ろから話し声が。
バイトさんの一人が、次のバイトを探しているようでした。
派遣バイトは学生のやるバイトの一部ではありますが、少し賃金が高いこともあって家計を担う人も従事することがあるのかもしれません。
自分達が運んでいる商品は、使ったことも無いもの。
サンプルまでバーコードで在庫管理。
同じ商品の大量生産。
資本主義の一端を見ました。
このバイトは、高校生も(こそ)やるべきではと思いました。
いつも何気なく使うネットショッピングの裏ではこんな現場があるんだよ、と。
また、大学に行った人を現場であまり見なかったということもあったので、教育を受けると世界が広がるよと。
人の価値観は様々ですが、私は老後までお金の不安なく安定した暮らしを送りたいと思っております。
が、この価値観を作ったのは家庭環境。昔から親が本を読んだり勉強している姿を見て、学ぶのが当たり前でそこに重きを置いた家庭で暮らしていたから今の私があるのだと思います。
もちろん大学の学費が高いからすぐに働くというのも大切な選択です。しかし、大学に行って勉強したらもっと選択肢が増えることをこれまで感じてきました。
多分、勉強とは将来の自分の選択肢を増やすためにするものなのだと最近感じるようになってきました。
バイトを終えて、安定した家庭で育ててくれた両親への感謝が溢れました。
疲れすぎてグダっている翌日ですが、指導してくれたあの人は今日も働いています。
社会の色んな面を見て、考えを深められた、すごい社会経験をした一日でした!
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