コミカライズされた話、聞く? #1
デビュー作がコミカライズ⁉これだけ聞くととても華やかな感じに聞こえると思います。
実際、とても素敵な漫画にしていただきもう何もいうことはありません。
公開されたものはただひたすらに嬉しいだけです!
そして感謝の気持ちでいっぱいで、公開された!ということにひたすら感謝です。
◇今回は憧れのコミカライズについてお話しようと思います。
投稿小説を書いている方なら、書籍化、コミカライズなどの商業化には憧れを持っていることでしょう。
私も最初はそんなおこがましいと思っていましたが、夢見ることは自由なのです。いつか、商業化できたらいいなあ、とコンテストなどに作品を頑張って出したりしていました。
拾い上げという、出版社からお声がかかることもあるそうですが、自分の場合はコンテストが書籍化のきっかけだったので、拾い上げについては分かりません。
投稿サイトにはものすごい数の作品が投稿されているのです。把握しているサイトでは約100万作品とも言われています。
その中で拾い上げてもらうっていうのは相当な天才なんじゃないかと思ってます。
そらの場合はそれまでの天才ではないので、地道にコンテストなどに応募したり、ひたすらに投稿して毎日更新かけるしかなかった。
コミカライズの話は実は今回の前にもありました。
けど、こういうのは本当にいろいろなタイミングがかみ合わないと世に作品が出ることはないと経験で知っています。
だからこそ、なおさら今回コミカライズしていただき公開していただいたことには本当に心から感謝することしかできないのです。
ダメになった話しよう😊
まず、ある会社からお声がかかりました。
『現在掲載されている○○という作品をコミカライズさせていただけませんか?』
それは当時のTwitterのDMからでしたね。
まだ書籍化もされてない頃でしたので、一も二もなく「お願いします!」とお返事しました。
深く考えるとか、契約がー……とか考えることもしませんでした。
やはり自分の作品を世に出してみたい! 商業化されたい! という気持ちが一番だったんですね。
そのお話はダメになりました。それもかなり進行している途中で。
理由は担当編集者さんの退職でした。
すでにキャラクターシートも提出し、ネーム(下描きのようなもの)を作成していただいている段階だったんです。
つまり、私はそのキャラたちを目にしていたのです。
私自身一般企業に勤めていて営業として担当を持っていました。
退職の話をお伺いして、
『担当者不在ではコミカライズは難しいと思います』
と制作会社の方に言われたときに、え? ってなりました。
──そんなことある?
あります(キリッ✨)
担当者が退職したら別の担当者が引き継ぐものだと思っていたんですが、そういうものではないらしい。
周りに聞きまくったら、出版業界ではあるらしいです。担当さんの退職と共に書籍化の話がなくなったこともあるよ、と聞いて震えた。
世間の非常識が業界では常識。そういうのはいろんな業界であるものですが、
ひえぇぇぇ、そうなんだ!
そんなに簡単にダメになっちゃうものなんだ!
知らないということは怖いことです。
夢見ていた分落ち込みは大きかった。
そんなリスクがあるんだ!😱
つまり、声がかかっただけでは喜ぶには早い、ということです。
そのためせっかく頂いたこのお話も、ダメになる可能性もある。と頭に入れながら正直半信半疑で受けたものです。
今にして思えば、現在コミカライズして頂いているアルファポリス様にとても失礼😅
⇒ #2に続きます 。
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