契約までの壁
起業してそれなりの規模の企業と取引を開始しようとしたとき、ぶつかった壁が取引条件です。
それなりの規模の企業には取引先として認めるための条件が多数あり、その条件を達成していないと取引先として認められないということがあります。
そんな中で私がぶつかった壁を記載してみます。
・前年度の売上高xxx万円以上
このとき起業から1年未満で、要件を満たさないため取引できず。
前年度の売上からその会社に仕事をこなす力があるかを見ているのでしょうか…?
(売上高で何を判断したかったのか、経営初心者過ぎて正直わかりませんでした。)
・雇用保険への加入
雇用保険への加入を証明できる書類の提出を求められることがありました。
当時は一人で事業を行っていたため雇用保険への加入資格はなく書類を提出できないため取引できず。
・損害賠償保険への加入
提供しようとするサービスに対しての損害賠償保険に加入しているかを問われたこともあります。
当然のことながら勢いだけで起業した私はそんなものがあることも知らず…。
急いで知り合いを通じて保険代理店を紹介してもらい損害保険会社各社に確認してもらったところ、前例がないビジネスなので査定ができないため、全社が契約NG。それでも何とか代理店担当者に粘って貰い、なんとか1社だけ契約してくれる保険会社を見つけてくれました。
おかげでこの問題はクリアすることができました。
最後に
BtoBで取引をしようと思った際にどんなに素晴らしいビジネスモデルやサービスが提供できても、起業したての会社では取引先として認めて貰えないという問題にぶつかることがあります。
起業する際はやること考えることも多いですし、新しいことを始めるわくわく感で現実が見えなくなってしまいがちですが、起業してからそもそも取引できなかったでは私のように苦しむことになると思います。
皆さんには同じ失敗をしてほしくないので、これから起業される方のご参考になれば幸いです。