会社員からフリーになるまで②(2018年8月23日~8月31日)
こんにちは、きしめんです。
新卒から2年半、会社員を経験したのち、退社してフリーランスとして働いています。
会社員の時にオンラインコミュニティ「ライフエンジン」に参加し、たくさんの気づきを得ました。その記録を、細々とnoteに残しておこうかと思います。今回のログは2回目です。
基本的に、ライフエンジン内SNSでわたしが書き込んでいた投稿を、そのまま採用しています。
これは、わたしがライフエンジンに参加し、会社員からフリーランスになるまでに残してきた、気づきと感情の記録です。
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8月23日。
ちょっと仕事で気分が落ち込み気味なので、楽しいことを考えて切り替える。
かといって、仕事のあれこれを考えるのは意外と嫌いじゃない。
何をどうしたら良くなるのか、どこをどう変えたら目標をクリアできるのか…ストリングスファインダーのアレンジ(4位)と回復志向(6位)が爆発する。
しかしながら考えることと現実とでは必ず差異が生まれるもので、上手くいくことは稀。
上手くいく確率を上げるためには、やはりデータを取ることが重要になるなぁと今日の気づき。
上司に生産スケジュールを見てもらっているとき、「誰が何をどのくらいの時間で作れるのかを把握した方がよい」と指摘を受けた。
何にどのくらい時間をかけているのかを……すぐにタスクシュートを連想するぐらいにはライフエンジンに染まっていた私。
でも本当にそうだなぁとしみじみ。どのくらい時間がかかるかを知るだけで、効率的な動き方が鮮明に見えてくる。間違いなく。仕事でやらなきゃ絶対損だ。何故今までやらなかったのかなぁと、今更ながら思いました。
パートさんにタイム計測の日々を過ごしてもらうことを決意した本日の終業時間は20時です。
お疲れ様でした。
8月26日。
(ライフエンジン内イベントの、参加者同士の対談を聞いた)
それぞれ働き方について思い悩み、いろいろ考えていらっしゃった。
やはり生きていくにはある程度のお金が必要で、それを得つつ好きなことをするにはどうすればいいのかを考える必要がある。
私はそのあたりから既に目を背けてしまっているなぁと反省。
好きな人と協力してお互いに好きなことをできたらすごく素敵だと思う。
チームとして動くのか、それぞれが並行して頑張るのかはまた違うけど、一緒に何かを頑張っていくというのは、やっぱりいいな。
人それぞれ、すごい部分があるのに、本人が1番気付いてない。もったいないし、本人も気付きたいと思っていると思う。
気付かせてくれて、なおかつじゃあこうしてみようかと提案までしてくれたなら、物凄くありがたいんだろうなぁと思う一方で、こんなに他力本願なままでいいのだろうかと思ってしまう。
まずは自分で動いていかなきゃなのかな、やっぱりね。
8月27日。
大学時代の友人との飲みで。
中高で常に眼鏡をかけていたんだけど、大学に入ってからは授業中にだけかけて、それ以外の時間は外すようにしたところ、真面目キャラに思われなくなった、と友人が話していて、眼鏡ひとつでそんなに印象が変わるんかぁと思った。
眼鏡をつけてる時も外してる時も、その人自身は何も変わっていないはずなのに、"キャラ付け"は変わる。
その人に深く接してみたらまた違うけれど、あまり話さないクラスメートぐらいの距離感だったら、その"キャラ付け"が判断基準になるのかな。仲良くなれそうかどうか、自分と似てるかどうか、の判断基準。
ほんの数秒で第一印象が決まると言うように、見た目は結構大事。相手に良い印象を持たれたいなら尚更。
身なりを気にしなさすぎる私としては、見た目に気を使うのはエネルギーを必要とするので、もうちょっとラクしたいなぁと言う感じ。
でもさすがにそろそろタンスの中身を確認しようね。グレーのTシャツありすぎだからね。
嫌なこと、面倒なことから目を背ける悪癖を治したい……
感謝の習慣があったら素敵だなぁと思う。
ヘイシャにはサンクスカードなるものがある。
業務内外問わず、従業員同士で「ありがとう」を手書きしたカードを贈り合う。
頼んでいた仕事をやってくれてありがとう。
旅行のお土産買って来てくれてありがとう。
ちょっとした「ありがとう」を、固い文字ではなく手書きでカードに書いて、そっと贈る。
(ヘイシャの場合は直接手渡しではなく、専用のポケットに入れる形式)
これが"自然と"行われるようになったら素敵だろうなぁと思う。
残念ながらヘイシャでは半分義務的だ。
社員は毎月10枚以上送らねばペナルティが発生し、また、何枚送ったか、何枚もらったかを集計して、1番多かった社員には賞金が出る。
感謝というのは、こんなに義務的で、評価されるものだっただろうか……?
サンクスカード自体は別にいいけど、そこに義務感や評価が関わってくると、途端にその感謝が廃れてしまうというか、味気ないものに感じてしまう。せっかくもらったカードを見ても、心のどこかで「どうせペナルティ防止でしょ」と思ってしまう。
勿体ないなぁ。感謝って、もっと素敵なもののはずなのになぁ。
会社のサンクスカードが嫌いな理由は、きっとこの辺。
8月28日。
自分に自信がないのは相変わらずだなぁと思う。
このところ、いろんなことのおかげで、自己肯定感…というより、自分を否定することが少なくなったという実感がある。
(いろんなこと…ライフエンジンだったり、読書だったり、人に会いに行くことだったり)
でも否定しなくなっただけで、自分のやることや考えることに自信を持てているわけではなくて。
これで大丈夫かな、失敗しちゃわないかな、嫌な思いしたくないな、怖いからやめておこうかな、って尻込みしてばかり。
自分のやることに胸を張っていたら、思ったより大したことなくてガッカリされる、これが超絶怖いのかも。
うん。私を見た誰かにガッカリされるの、怖いな。
結局は外からの評価を気にしすぎているのかもしれない。
だから余計なことしないようにって、全部余計なことに思えてきて、最終的に動かなくなっちゃうんだろうな。
逆に、好きな人や信頼してる人に褒めてもらえたり、認めてもらえたりすると、すっごく嬉しい。
でも、褒めてもらったり認めてもらうためには、何かしら動かないといけないんだよな、きっと……
怖くて動けなくなってるのに、誰かに褒めて、認めてもらいたい。難しいな。
8月29日。
新しい上司と、優秀な同期と3人で飲みに行った。
恐らく仕事の話になるのだろうと予想して、自分の言いたいこと、伝えたいことは絶対に言うんだと決めて臨んだ。
最初は上司からの質問に答えていった。
心配してくれているんだなぁと、感謝の気持ちと申し訳ない気持ち。
そして「今1番の問題は何だと思う?」と聞かれた時に、私の言いたいことを伝えてみた。
***
●私は自分で考えて判断するより、細かに指示されたことをその通りやる方が(おそらく)得意。
フワッとしたことを言われたり、イレギュラーが起きた時はどうしたらいいかわからなくなる。
なので、あらかじめルールを決めたり、マニュアルがあったりした方がありがたい。
こうなった時はこう対処しましょう、といった手引書のようなものがあるだけで、心持ちが全然違う。
今の現場は、そういったものがほとんど全くないので、やりにくい。
●電話が凄く苦手で、怖くて逃げてしまうので、できれば他の誰かにお願いしたい。
(この相談はとても動揺された。まぁそうですよね)
●ヘイシャの用語集には"長所伸展"という言葉がある(苦手なものを潰すより、得意なものを伸ばそうという教えのようなもの)けれど、苦手なことはどうすればいいんだろう。苦手でもやるべきなのか、誰かにお願いしてもよいのか。
社長に聴きたくても聞けてない。
●ここ最近、苦手なものを補い合う関係であれたらいいなぁと考えるようになった。
私の苦手なことは、それが得意な人にお願いする。逆に人の苦手なことは、得意な私が引き受ける。
その方がお互いにラクで、上手く回るようになるんじゃないかと思う。
●苦手を補い合うのと似た話で、ヘイシャで実施した診断ツール(エマジェネティクス)を、もっと活用できたらいいなと思う。
緑優位(例えるならテンポ)の人は、ひらめきや分析力は弱いけれど、指示されたものは間違いなくやれるだろうし、逆に黄色優位(例えるならダイナモ)の人はアイデア出しに貢献できるんじゃないか。
ヘイシャは緑優位の人が多いから、細かく具体的に指示が出せれば動きやすいんじゃないか。
***
といったことを自分なりに伝えてみた。
上司も同期も、真剣に聞いてくれて、真剣に考えてくれた。
その都度意見を返してくれて、時には質問をしてくれて、ちゃんと聞いてくれているんだなと思った。
ただただ、ありがたかった。
時折涙が出てしまったけれど、ちゃんと話を聞いてくれた。
それだけでとてもホッとしたし、話した後はスッキリした。
やりたいことも、直したいところも、たくさんある。考えていることもたくさんある。
それを伝えていくのは大事なんだと、今日改めて学ばせてもらった。
良い飲み会でした。
ありがとうございました。
8月31日。
決めた。
年単位にはなってしまうかもしれないけれど、私の成し遂げたいことを1つだけ、この会社で達成する。
達成した後に、ゆっくりと辞めよう。
そのために、今から動き出す。
(つづく)