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12星座と三区分

こんにちは。
西洋占星術師×ライターのヨコギです。

今回は前回の続きで、12星座の三区分についてお話したいと思います。

三区分とは

西洋占星術では12星座を二区分、三区分、四区分と分類することができます。

今回はそのうち三区分の解説となりますが、12星座を以下の"行動タイプ"で分類したものが三区分となります。

【活動宮】
【不動宮】
【柔軟宮】

そのため活動宮・不動宮・柔軟宮のいずれの星座をもっているかによって、その人の行動傾向がわかってしまうのです。

活動宮

活動宮は「カーディナル」と呼ばれており、季節の始まりに位置する星座がこれに該当します。
季節の始まりとは春分点、夏至点、秋分点、冬至点のことです。

「始まり」の星座ですから、ものごとを始めるという資質があります。
指導力や決断力に優れておりリーダータイプとして活躍できるほか、未来志向で新しいアイデアを生みだすのが特徴です。

ただし行動力があり情熱があるですが、熱が冷めるのも早く継続力に欠ける面もあります。

◆活動宮の星座(サイン)
牡羊座
蟹座
天秤座
山羊座

不動宮

不動宮は「フィクスト」と呼ばれ、季節の中間にある星座が該当します。
季節の中間ですから「安定」しています。

ものごとを「続ける」資質があり、持続力や蓄積力があるのが特徴です。
過去の経験に基づいて思考や行動をしようとします。

粘り強く取り組める反面、環境の変化に対する弱さが難点です。

◆不動宮の星座(サイン)
牡牛座
獅子座
蠍座
水瓶座

柔軟宮

柔軟宮は「ミュータブル」と呼ばれ、季節の終わりに位置する星座が該当します。
季節が変わりゆく段階にあたりますから「適応」していくわけです。

そのため調整力があり変化に強いのが特徴です。
現在に焦点を置きながら柔軟に行動していきます。

環境の変化に順応できるのはよいのですが、影響されやすく迷いや矛盾を抱えやすいといった悩みポイントもあります。

三区分で自分の傾向を知る

三区分についてわかったところで、自分はどの宮に星が多いのかを調べてみましょう。
以下のサイトに出生情報を入力すれば、簡単に割りだせます。

出生時間を入力すると、自分のホロスコープが作成されます。
※ただしくはネイタル(出生図)

ホロスコープ図の下に『このホロスコープの詳細』というコマンドがあるのでクリックしてください。

すると以下のページがでてきます。
赤く囲った部分があなたの三区分のバランスになります。

三区分のいずれに星座(サイン)が多く配置されているかで、あなたの行動傾向がわかります。
バランスよく配置されている方もいれば、偏りがある方もいるでしょう。

ぜひ自分や身近な人のホロスコープを作成して、三区分を調べてみてくださいね。

また前回投稿した『二区分』もあわせて考えてみると、より深くその人の傾向がわかるでしょう。

※前回の記事

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