#友達の定義1
友達=
互いに心を許し合って、
対等に交わっている人
一緒に遊んだり
しゃべったりする親しい人
幼稚園の頃
マオちゃんとカナちゃんと言う
大好きな友達がいた
けれど
わたしはだれも知ってる子のいない
遠い町の小学校に行くことになった
小1の頃
こうへいくんと言う友達が出来た
だけど
こうへいくんは隣の小学校に転校して行った
小1の頃
学校でこっそりガムを食べたことが
ゆかりちゃんと言う友達に見つかった
毎日、先生には言わないでと
お願いをしていた
小3の頃
仲の良かったはるかちゃんに
突然無視された
何日無視されていたかは分からないけれど
すごく長かった
小学校の頃
わたしを嫌う人がいることを知った
いじめられてはいない
負けたら大変だと思い
必死で強がった
小6の時
ゆいちゃんとよもちゃんと仲良くなる
いつも一緒に遊んでいた
だけど
よもちゃんが転校してしまった
中1の時
クラスには同じ小学校の子が
ほんどいなく
また知らない人に囲まれた
それでも
たくさんの友達が出来た
じぶんの中でどの子といるのが
一番じぶんが強く見られるか考えていた
しかし
強いふりをして来たせいで
先輩から生意気だからといじめられた
歯を食いしばって
負けないふりをした
中2になる頃
隣の街に転校が決まった
寂しかったけれど
怖い先輩たちから漸く解放された
新しい中学校では
派手な子が来ると噂になっていた
お陰であっという間に
友達が出来た
けれど
その学校ではもうすでにグループが
出来ていた
わたしはそこで
自分勝手に振る舞った
全然怖くなかった
もちろん友達は離れて行った
次は
他の中学校の目立つ人たちと
仲良くなることにする
じぶんの中学校の友達が居なくても
平気だった
中3の時
クラスの子と割と仲良くなれていた
だけどわたしは
その子たちと同じ高校には行きたくなかった
わたしは知らない人ばかりの
工業系の高校を選び
新しい環境で友達を作ることにした
クラスはみんな女の子だけど
一歩クラスを出れば男の子ばかりだった
お陰でクラスの子と
仲良くしてれば怖くなかった
自由な学校だ
その中でも明るく元気なグループに属した
けれど
いつも何故かニコイチになるとき
私は余った
余ったことを悟られないよう
必死にみんなについていった
でも今までで高校生活が
一番楽しかった
自由にのびのびと過ごしていたと思う
グループのみんなが
割と格差を付けずに
自由でワガママで
同じような性格が集まっていたように思う
いつもみんなで集まっては騒いで
遊んでいた
昔のコギャル時代を思い起こすような
女子高生中心と言った雰囲気だった
みんなに知られないように
弱い自分を隠して
強がっていたこともあるけれど
わたしらしく居れた場所
高校時代の3年間は
本当に楽しかった
けれど
親友は出来なかった
わたし以外はニコイチがいる
だけどわたしには居ない
ニコイチ
それがわたしの親友の定義