乳がんになった時の話〜まとめ〜
最後に、私は31歳で乳がんになりましたが、
本当に、幸いなことに、早期発見できて、
ステージ0で手術後は無治療で過ごしています。
がんになったことで、生活が大きく変わったわけではありません。
それでも、「がん」患者になったし、
手術でとった右胸はもうありません。
「再発したり、今度は左胸に乳がんになったらどうしよう」と
この先もずっと不安が消えることはありません。
乳がんになって良かったなんて全く思いませんが、
右胸を失った代わりに、残りの人生を考えるきっかけをもらいました。
自分をもっと大切にして、
大切な人をもっと大切にして、
一日一日を大切に過ごしていきたいです。
最後に、みなさん毎月の胸のセルフチェック、
乳がん検診をぜひ受けてください。
(男性も可能性はあるので、しこりに気づいたら病院へ)
しこりは、セルフチェックで気づくことが出来るので、
ぜひ毎月自分の胸を触って、しこりがないかチェックしてください。
しこり等の自覚症状がある方は、
この記事を見て心のどこかで、
もしかしてと思われていると思います。
明日病院に行きましょう。
安心を買いにいきましょう。
不安なまま過ごす時間がもったいないです。
これからの人生を買いにいきましょう。
日割りで考えたら安いもんです。
先進国でも検診率の低い日本、、、少しでも助かる命が多くなりますように。
もし、自分で乳がんについての知識を得ようと思ったときは、
日本乳癌学会の患者さんのための乳癌診療ガイドライン2019年版
がまずは参考になると思います。
私も読みました。
そして、私も経験しましたが、
検査結果を待つ間はどうしても不安で
ネットでいろいろ検索してしまうと思います。
ネットでがんと検索すると、玉石混交な情報が溢れています。
自分でがんになった原因を考えたり、食事やサプリを見直そうとしたり。。
化粧品を販売するにあたり、
薬機法(化粧品や、食品、サプリメントの広告や、販売に関する法律)
にふれる機会が多い者としてお伝えしたいのは、
一般の健康食品、サプリメントは医薬品ではなく「食品」なので
特定の病気や症状に効くとか、予防するといった表現はできません。
含まれている▲▲成分が○○に効く!とかもだめです。
公式サイトに掲載されている個人の感想でも、
●●で病気が治ったといった表現はできません。
薬機法は、広告等で消費者の方が誤った認識を持つのを防ぐ法律です。
この点はぜひ意識して情報収集してみてください。
乳がんについてはこれでお終いです。
読んでいただきありがとうございました!
〜おまけ〜
乳がん前に、好きなアーティストのコンサートの
抽選に何度も申し込んでいたんですが、全て落選。。。
今回はいけないのかと落ち込んでいましたが、
落選したツアーは全て乳がんの手術前後の日程でした。
手術後に追加公演決定。日程は手術の半年後でした。
ダメ元で抽選に申し込むと、1回目で当選!
しかもしかも、席がステージの真ん前、最前列!!!ほくろまで見える!!
くじ運悪すぎて、どのアーティストのどのコンサートに行っても
いつもステージから一番遠い席なのに・・・・。
これは、最悪なことと最高なことはバランス取れてるなぁ。
手術頑張った最高のご褒美だなぁと感じた出来事でした。
ワンオク最高ですよね♡
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