生コン600キロを上空からぶち撒く事案発生 ヘリで運搬中のバケットから落下
20日午後1時25分ごろ、高知県大豊町で四国電力の送電線新設工事のため、西日本空輸(福岡市)がヘリコプターで運んでいた生コンクリート約600キロが同町内の山中に落下した。四国電によると、負傷者や建物などへの被害は確認されていない。
ミキサー車の入れない山中でヘリを使ったようなので、そもそも人や車が入らない想定のルートだったのかもしれないが、吊り荷の落下は最悪の事故である。国交省は「事故につながりかねない重大インシデントと認定」と発表しているが、吊り荷が落下した時点でもう"事故"だと思うのだが・・・
8月にも別会社で同様の重要インシデントが発生ている。
【お詫び】弊社のヘリコプターにおける重大インシデントの発生について(続報) | 共通 | お知らせ | 中日本航空株式会社
山中だからと油断しているのかもしれないが、吊り荷の玉掛けも資格作業員によるものなので、人的被害が想定される場所と同様の緊張感をもって作業にあたって欲しいものだ。
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