生成AIを使った学習法

素敵な記事だった。

AIの利用に反響、大学生の"勉強方法"詳しい中身
https://toyokeizai.net/articles/-/845047

テーマは、"どのように生成AIを学習に活かすか?"というもの。
この記事にある方法のいいところは、生成AIに答えを直接求めるのではなくて、プログラミングを学習の最適化に活用しているところだろう。
10年分の過去問が手元にあったとしても、すべてを網羅的にこなす必要はない。
そのアタリをつけるところで、プログラミングを活用しているわけだ。

この記事のライターさんは、"生成AIを使ってしまうと何も身につかないよ"といった類のリプをもらったみたいだが、端的に言ってそれらはクソリプだ。
生成AIの利用=学習効果ゼロ
といった脊髄反射的な図式は、常に成り立つわけではない。
っていうか、よく記事を読んで欲しいのだが、そもそもAIすら使っておらず、Pythonでプログラムを組んだだけだ。
まあ、状況によってはこのライターさん(の息子さん)は、生成AIを使った可能性はあるのだろうが、本質はそこではない。

上にも少し書いた通り、この記事での方法は、答えをカンニングするようなものではなくて、学習者は依然として問題解決のための思考プロセスを経験しているのである。
つまり、認知的な負荷はしっかりかけていて、力をつけるためのプロセスは端折っていないのだ。
むしろ、時間あたりの学習効果は、向上している可能性すらある。

ところで、私は少し前までは、生成AI関連のニュースを積極的に追跡していた。
JDLAのテストと生成AIパスポートにも合格した。

生成AIパスポートは受験料高過ぎ(1万以上だったかと)
受験料安過ぎ(3千円ぐらい?)

加えて、仙台の生成AI関連スタートアップにも顔を出させてもらっていて、週2回のウェブミーティングに参加している。
(逆に言うとそれだけで、なんにもバリューを提供できておりませんが…)

だからこそ、最近は全然ニュースも追えていないことにヤキモキしている。
最近のOpen AI12日間連続発表も、エクセル兄さんの記事ぐらいしか読んでいない。
https://note.com/on_consul/n/n5914c19ecfa4
なんたる体たらくたるや・・・

話を戻しますけど、生成AIを学習面でもうまく活用していきたいものですね。
現状、よくわからない概念を"スラムダンクにたとえると、どういうこと?"といった使い方ばかりだったが、色々と模索していきたいものだ。

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