ちいかわ島編で学んだこと
11/26に完結したちいかわ島編の振り返り記事です。
※このネタはちいかわのネタバレが含まれます。
あらすじ等は省いて要点だけを伝えているので、気になる方はぜひXで本編を参考にしてください。
今年の1年で最も盛り上がったものは何かと言えば…
ちいかわ島編だ。
3月からおよそ8ヶ月にわたる冒険を、私たちは地球側から観察した。
なんと言っても、全ての元凶でもあるセイレーン
お尻がキュートな島二郎など、
ちいかわ以外にも印象的なキャラも登場した。
彼、彼女たちがこの先また出てくるのか、気になるところだがまた会いたいものだ。
今回最も議論になったのは終盤の対決構図。
セイレーン側(友達の人魚を殺され)と、島民側(友達を人魚に殺され)どちらが悪とは言えない構図を人間たちは見せられ、「どっちも悪くない。しるこサンドも含め」と苦しい思いをしたものだ。
今回の作品のキーマンでもあるちいかわは、人魚、島民を仲介し対話に持ち込むこともできたのだが、対話をすることはなかった。
セイレーンは引き続き犯人を探し、暗い海の底に沈めるつもりだ。
島民はセイレーンの二次被害を避けるため、故郷を離れ島に移り住んだのだが…セイレーンが襲うかもしれない恐怖にこれからも怯えなければいけない。
それぞれが経緯を正直に話、対話をしっかりすれば別の解決策があったかもしれない。
もちろん、対話ルートも歓迎だったがちいかわ族に教えられたことがある。
人生を共にできる友達を作るのことの大切さだ。
島辺には、一生ともに歩める友達がいるか?ということを人間に問うているような内容だった。
ちいかわは、ハチワレ、うさぎがいる。
もしハチワレが死に、人魚を食べれば永遠の命を手に入れられると知っていたら島民たちと同じアクションをとっていたかもしれない。
そもそも島民が友達同士ではなかったら、人魚を殺し永遠の命を手に入れたのだろうか?
自分が彼らと同じような状況になった時のことを考えると、「命をかけるような友達」が残念ながらいないのではないか?ということに気づき、彼らが羨ましく思ったくらいです。
成功者になればお金が手に入り何でも手に入るような状況にはなるが、ハチワレやウサギのような友達はいくらお金を積んでも見つからない。
そんなことを島編では教えてもらうことができました。
来年はどんなストーリーで私たちの感情を刺激するのか…来年もちいかわに注目しましょう。
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