原因志向か解決志向か
なぜ報告しなかったの?
なんでそんなことに時間をかけてるんだ?
どうしてわからないの?
なぜできないの?
なんでやらないの?
こんなふうに叱ったり叱られたりする場面は多いでしょう。
このやりとり、実は叱る方も叱られるほうもどっちもイライラします。
これらに共通しているのは原因を問い詰めてることです。
よくある叱り方なので、特に問題ないように感じる方も多いかもしれませんが、これ効率悪いんです。
明確な答え返ってこないし問題をより拗らせます。
問題解決の方法には「原因志向」と「解決志向」があって原因志向はその原因を潰せば同じことが起こらないと言う前提に立つ考え方。
解決志向は原因はさておき、これからどうするかを中心に考えること。
どっちがいいか悪いかではなく得て不得手があります。
原因志向に向いてるのは交通事故とか医療ミスや生産現場でのミスなど。
解決志向に向いてるのは人間関係や考えかた、感情問題です。
アンガーマネジメントは解決志向です。
わたしたちは会話の癖として原因を問い詰めがちになります。
それが楽だからです。
どうしたらできるようになるか解決思考で叱ればお互いにイライラがなくなります。