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TABIPPO10周年ということで勝手に思い出を書いてみた。
どうも、KSKです。久しぶりにKSKとか書きました。青二才とも呼ばれてました。
今となっては僕は学生支部として活動させていただいたおりますが、2年前はTABIPPOのインターンとして働いておりました。
TABIPPOを知ってから早4年になりますが、今でも大変お世話になっており、成長する機会をたくさんいただいております。
親のスネをかじるとはこういうことなんでしょうね。(?)
さて、TABIPPOが10周年ということでSNSが盛り上がっていますね。
会社のリブランディング、メディアやコーポレートサイト、ロゴのリニューアル。同時に開催するクラウドファンディング。様々なことが変革するこの時代でTABIPPOも大きく変わるということですね!(?)
さて、TABIPPO10周年ということで僕とTABIPPOとの関わりと思い出。TABIPPOで学んだこと。みたいなことを書いていければなと思いますので、しばしお付き合いください。
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TABIPPOとの関わりと思い出。
初めてTABIPPOを知ったのは、大学1年生の時に参加した世界一周コンテストDREAMがきっかけでした。初めての東京の冬は地元よりも少しさみしかった気がします。
そんな僕に高校時代の友人から誘われたのがきっかけで、DREAMに参加することになりました。
世界一周なんて夢のような世界だったのに。
同じ学生でも世界中を旅して、一生見れないと思っていた絶景を巡って、会った人と友達になって。
そんな素敵な世界が僕なんかでも体感できる可能性があるのならと参加を決めました。
今思えばあの時のいい決断をしたなぁと心底思ってます。
当時の僕、よくやった。
大学2年時にもまたこのコンテストに参加。前年よりは審査を進めることができて20名ほどの前でプレゼンをしました。
その時にTABIPPOの代表であるなおさんに出会いました。なおさんはなんも覚えてないかもだけどあの時はすごく緊張していたし、高揚感でいっぱいだったなぁ。
なおさんがさらっと
「もうこっち側の人間だね」
っていってくれてすごく嬉しかったし、なんかこれあるなって思ってました。
数ヶ月後に、ひょんなことから塁さんが企画するご飯会に呼んでいただく機会があって。
ダメ元で「働かせてください!」っていったら専属ライターとして雇ってもらえることになりました。
自分の怖いものなさで突っ込んでいく感じ本当にありがとう。
TABIPPOのライターは続けながら春休みはタイのゲストハウスで2ヶ月ほど働いていました。自分に夢をくれたゲストハウスがあるので一人旅の時は是非足を運んでみてください。
ちなみにタイで働いている時にTABIPPOで書いた記事はこちら。
※実は「タイ 散髪」でのSEO3年くらい1位なんですよ。
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帰国後何しようかなぁとか考えてると、TABIPPO社員のうらさんとかみっちーに誘われてイベント事業のインターンをすることに。これも偶然のような必然のような不思議な話。
ライターからのインターンは後にも先にもいないとか(?)
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大学3年生はほとんどTABIPPOでしたね。自分の仕事のできなさや、一緒に働いている社員との大きなスキルの差、自己管理能力がとんでもなく低いこと。なんか今でも直せてないところもありますが、本当に自分と戦っていました。
どうやったらうまくいくのか、どうやったら成果を残せるのか、どうやったらもっと効率よくなるのか。そんなことを小さい脳みそで考えていました。※ここの心境とかは後半に書きます。
イベント事業の主な仕事としては、旅大学の運営や、旅祭(現Peaceday)の運営をしていました。将来ゲストハウスを作りたいという夢があった僕にとっては本当に学びだらけな時間でした。
TABIPPOはフレックスタイム制なので自己管理が本当に大切になってきます。オフィスに出社しなくてもオンラインで仕事をしてくれれば問題ない。
そんな働き方が周りから見たら、「ラクそうに見える」かもしれませんが僕は見られていないとすぐサボるし、集中力もすぐ切れる。
本当根性腐ってますよね。知ってます。
将来自分で会社を作りたいと言ってる自分にとっては越えなければいけない壁だったので、自分なりに頑張りました。
なんにせよ仕事は全然できなかったので会社には死ぬほど迷惑かけたし、オフィスにもいる時間は本当に長かった気がします。
できるだけ色んな情報をインプットして、できるだけみんなとコミュニケーションを取ることを意識していました。自分が行きたくなる環境を作ることに必死にななっていて、みんながやりたがらない雑務は意識的にやるようにしてました。なんかすごい必死だったのを覚えています。
1年も働いていないけれど、その期間は本当に幸せで、学びが多くて、新しい価値観に触れられて。そして本気で夢を語って、仕事に一生懸命な社員の皆さんの周りで働けたのが本当に幸せでした。
このようなことを言う機会がなかったので伝えれていませんでしたが、本当に感謝しかしていないんです。
クソお世話になりました。
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インターンを終了後は、学んだイベントのノウハウを生かしフリーランスのイベントディレクターやプロデューサーとして活動していました。
TABIPPO以外の新しい環境にも飛び込み、場所も縛られずたくさんの挑戦をしてきました。無人島でのフェス、全国6都市でのトークライブ、オンラインサロンの運営、企業さんのイベントプロデュース、クラブイベントのMC、司会業。本当に数多くの経験を積ませてもらいました。
その傍ら、再び世界一周コンテストDREAMにも参加しました。
TABIPPOへの恩返し、夢の実現への一歩、リベンジ。
色々な心境が入り混ざっての参加でした。
結果はセミファイナルで敗退。
話で仕事をする機会も多く、前に出て話すことも慣れていた僕は負ける気がしていませんでした。でも結果は思うようにはいきません。
その時の思いはこちらに書いてあります。よかったら是非。
当時フリーランスと並行して新聞配達をしていたのですが、配達そっちのけで感情を書き殴った文章です。配達が遅れて怒られたのも今になってはいい思い出です。
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大学5年目は起業家がたくさん集まるようなシェアハウスに引っ越し、働く場所も人も大きく変えて自分のものさしを明確化させようと思い挑戦の年にすると決めていました。
フリーランスの仕事も順調、ラグビーワールドカップのディレクターや、フェスのディレクターとしての案件もきました。
3000人規模の教育系のイベントだって運営したし、100BANCHのプロジェクトスタッフとしてナナナナ祭の運営も。でもなんか物足りなくて。その不満というか不安のようなもやもやを同居人に相談する日々。
元から仲が良かった、現在TABIPPO東京支部の代表をやっているぶんたにこのことを相談すると、
「今から学生支部のMTGくる?」
というお誘いが。
何か掴めるかもしれない。
すぐに行くことを決め新宿でのMTGに参加することにしました。
インターンしている時も学生支部のMTGに参加したことはなかったので少し緊張したのを覚えています。
MTG後ぶんた含め、代表陣(ふみやもいた)と近くの居酒屋に飲みにいきました。飲んでいて気がついたら
「学生支部に入りたい」
と伝えていました。
スキルだってそこそこあるし、コミュニティのことも勉強してるから最高の組織にできると思う。何よりお前らと同じ夢を見たい。
そんなことを言ってた気がします。今思うと本当に偉そうなことを言ってるのにジョインを受け入れてくれた代表陣には感謝しかないです。
ジョイン後、自分が思っている数倍は苦しみました。
写真ではめちゃ楽しそうにしてるけど、すでにできている輪に飛び込まなきゃいけない。年上で元インターンというポジションで代表陣と仲がいいという関わりづらい存在。
そしてタスクはすでにできているチームでやるから自分で探さなければいけない。でも一人でなんかゴリゴリやってても周りから白い目で見られそう。
今思うと本当にダサいです。
自分は皆よりも先輩だし、以前インターンしているからみんなよりも少し上だ。それに僕はフリーランスでも仕事していて、TABIPPO以外の世界もたくさん見てきた。
自分の力を完璧に過信していたんですね。天狗になっていたというやつです。
でもそんな考えを全て吹き飛ばしてくれたのは、学生支部のみんなでした。
「ダサいから直したほうがいいよ」
「泥臭くないよね、素直じゃない」
一緒に活動しているメンバーがまっすぐに思ってることを伝えてくれて本当に楽になりました。
そして僕も弱音を吐くようにしました。
そうすると何処か斜に構えて遠くから見ていた組織を、全て自分ごとに捉えることができてコミットできるようになっていました。
言ってくれた本人は覚えていないかもしれませんが、言葉には力があって人の感情や行動を変えることができるということを体感しました。
現在はこの学生支部でみんなとこのイベントを成功させようと、もがいています。残り1ヶ月切りましたが、満席にして人生を変える体験を提供できるかと思いますので気になった方はぜひお越しください。
TABIPPOで学んだこと
TABIPPOで得たスキルは以下になります。
・イベント企画スキル
・イベント運営スキル
・マネジメントスキル
・ライティングスキル
・SNSマーケティング
・オンラインでの働き方
・エクセル
・スライド作成のコツ
・企画書の書き方
・タイムマネジメント
・セルフマネジメント
etc...
知識としては、
・SEO
・PC関係
・オンラインでの働き方
・Be happyマインド
・新卒1年目の働き方
・デザイン
・アナリティクス
とかなんかもうたくさんです。
学んだことは何個もあるので、1つだけしっかりとお伝えできればと思います。
僕は才能やセンスが足りないから成果を出すことができないと思ってたんだけど、単純に努力が足りないって気づかせてくれたのはこの環境だなと。
— けーすけ/銭湯とサウナと岩手の人 (@keisuke_sauna) January 21, 2020
ジョインしてよかったと改めて思った17時。#TABIPPO10周年 #東京支部のつぶやき
こちらのツイートなんですけど、本当にこれが僕がお伝えしたいことです。
周りは高学歴ばかりで、頭の回転も早い人ばかり。
僕は今まで一回も受験はしたことなくて、勉強することから逃げていました。(高校は特待で大学は推薦)
みんな地頭がいいからってずっと思ってたのですが、そんなことはさらさらなくて。みんな本当に努力をしてここまで這い上がってきたんだなと思わせてくれます。
なおさんとか、「仕事しかしてないよ〜w」みたいなこと冗談半分で言ってるけど本当に毎日仕事してるし、社員のみんなも本当に大きい仕事たくさんしてるけど小さいことを積み重ねたから大きいことができて。
当たり前のことかもしれないけど、その努力やビジョンに向かって走っていく姿に心打たれ、頑張っていたのを覚えています。
旅を広めるだけの会社ではなく、これからの人生で必要なことを学べる会社だなと思います。
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こんな長く書く予定ではなかったのですが、途中から思いが溢れてしまってあれもこれもと書いてしまいました。
たとえ50年経っても、TABIPPOで働けたことを誇りに思えている気がします。
旅で世界をもっと素敵に。
いつまでも僕の夢で1つであり続けて欲しいです。