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【娯楽メモ vol.6】『シティーハンター』


あらすじ

現代の新宿。相棒の槇村秀幸とともに、有名コスプレイヤー・くるみの捜索という仕事を請け負った冴羽リョウ。その頃、新宿では謎の暴力事件が多発し、警視庁の敏腕刑事・野上冴子も手を焼いていた。息の合ったコンビネーションでくるみを追うリョウと槇村だったが、突然起こった事件に巻き込まれ、槇村がこの世を去る。現場に居合わせた秀幸の妹・槇村香は、事件の真相を調べてほしいとリョウに懇願するが……。

映画.comより


感想(※ネタバレあり)


NETFLIXで配信が始まり、かなり話題ですね。

といっても、僕はシティーハンターを通ってこなかったので、恥ずかしながらストーリーを全く知りません。

知っていることといえば、

  1. 拳銃を正確に撃ちまくるアクションコメディ漫画であること

  2. よく見る絵のタッチから、少し昔の作品であること

  3. 主題歌のGet wildを、バナナマン日村さんがピアノで弾いていること

くらいでした。

原作を知っていたら、完成度の高さにもっと興奮するのでしょうが、今回ノー知識で見ても十分楽しめたので、今さらですがシティーハンター追いたくなりました。

原作を読むのとアニメを見るの、どっちが手っ取り早いのでしょうか。シリーズどれくらいあるんだろう。

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鈴木亮平のアクション

この方はどの作品見ても本当に圧巻ですよね。原作があってもなくても、その役が憑依したかのような演技。役作りが凄すぎます。

鈴木亮平さんの作品でいうと、僕は『東京MER』が大好きです。「待っていたら助けられない命がある」と本気で人の命を救うチームの姿に何度泣かされたことか。
たくさん登場する緊急車両も最高です。

話を戻して、今回の拳銃アクションは本当かっこよすぎました。

背後ノールック撃ち、障害物遠距離撃ち、歩きながらの2丁拳銃など、動きがスムーズすぎて。装弾も速すぎて見えません。

さらにその精度もすごいんですよね。同じ的に何発も。拳銃凄腕キャラって色んな作品に登場しますが、やっぱりその正確さがかっこよさに直結してますよね。

ただ敵を撃ち抜くだけではなく、格闘を交えたり、ガスボンベを撃ち抜いてペットボトルロケットのように敵を一掃したりと、常に周りが見えていて「冴羽ぁ…!!」と興奮しました。

個人的に、投げつけられた"くない"🗡️を眼前でキャッチして、そのまま投げ返すモーションがスマートすぎて惚れます。

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鈴木亮平のコメディシーン

これだけかっこいいアクションをスマートにこなしておきながら、コメディシーンでは思いっきりはっちゃける鈴木亮平さんが大好きです。

ルパンが「不二子ちゃぁぁぁん」と言うように、冴羽も行動の原動力が「モッコリちゃぁぁぁん」なのいいですね。男は結局そういう生き物です。

シリアスとコメディが入り交じる作品は、その差が大きいほどおもしろいですよね。特にコメディでどれだけバカやれるか。それがピッタリはまっているからこそ、これだけ話題になっているのだと思います。

ただ、バカをやるといってもそれはなかなか難しくて。テンポ感や間が重要になってきます。パンイチで踊るシーンやウーバーイーツのシーンは特に、その辺完璧でした。めちゃくちゃ笑いました。

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現代で実写化するために

公式のYouTubeで、鈴木亮平さんが衣装について語っています。

モッコリパンツは、白ブリーフだと生々しい感じがしてしまうので、清潔感があっておバカな星柄を。

冴羽リョウのイメージである赤シャツに青ジャケットでは、現代の新宿ではコスプレ感が出てしまうかもと思い、ベージュのロングコートに。

原作のイメージを崩さず、うまく現代で実写化する。この塩梅がうまくいかないと実写化は成功しません。鈴木亮平さんの役作りの賜物でもありますが、制作陣の本気も感じました。

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車マニアとしては、冴羽の乗る車も気になるところ。

冴羽の愛車は赤いミニクーパー。1959年から2000年にわたり生産された、人気の車種です。

原作では、ナンバープレートが「歌舞伎町69 あっ19-19」になっているそうです。欲望ダダ漏れでおもしろい笑。さすがに今回は忠実に再現とはいかなかったようですが、それでも「新宿500 お19-19」でした。

主人公だからといって、スーパーカーに乗らないところ推せますよね。大男が小さい車で狭そうに運転する、でもドラテクは一級品、みたいなの憧れます。

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