見出し画像

【娯楽メモ vol.27】天竺鼠(キングオブコント2008)

ネタ 結婚式
得点 388点(500点満点)

司会者(瀬下)から結婚式のスピーチを任された大手企業の社長(川原)。マイクの前に立ち、ベラベラとずっと適当なことを喋っている。思ったこと全部口から出てしまうタイプなのか、どんどん状況はカオスに。


「天竺鼠のコント!結婚式!」

賞レースでこれ、今もう絶対に見ないですよね。確実にない方がいいですもん。時代の流れと、視聴者側のお笑い熱の高まりを感じます。

大手企業の社長の独壇場


司会者に紹介されて、大手企業の社長が登場。高いところからすみません、と話し始める。

「どれくらい大手かと言いますと…」
「どれくらい高いかと申しますと…」
→「皆さんの今想像してる倍くらいでございまして」

「今日は誕生日…誕生日じゃない誕生日じゃない」
「ご結婚おめでとうございます、ハッピーバースデー!」

「ご多忙の中、お誘い合わせの上、足元の悪い中、襟元を気にしながら…」

時間を気にする司会者を見て
「司会者の方から腕時計をいただけるということで」

カスタネットで祝福
「ウンウンウン!ウンウンウン!」

司会者に殴られて
「どれくらい痛かったかというと、皆さんが思ってるその倍くらい、ばんざーい!」
手が司会者に当たってしまい、暗転

特にコメントを入れることもなくオチまで来てしまいました笑。なんか、細かいところにつべこべ言う方が野暮というか、くだらなさがずっと面白い、天竺鼠の良さが詰まったいいネタだなと思いました。

動きが少ない


全体的に見て一つだけ、瀬下さんが役に徹しすぎてほぼ動きがないのが気になりました。

川原さんが一人で暴走するのがいいっちゃいいんですが、やっぱりコントの大会決勝なので、二人の掛け合いが見たいなと。

基本2人とも舞台中央から動かないので、一芸披露の場面でカスタネットよりも、もっと広く舞台を使って司会者も巻き込むハチャメチャ系を期待しちゃいました。

でも、その後のコメントで松っちゃんが言っていた通り、点数としてはもうちょっと上でもよかったなと感じます。


いいなと思ったら応援しよう!