コスプレイヤーとオタクイベントと今と昔とその1
レイヤーって聞いて、普通の人はフォトショとかの画像系を思い浮かべますよね。
今回ボクが話題にあげるレイヤーとは、コスプレイヤーの略称なの。
今ではプロコスプレイヤーがメディアに出てきて、年収発表しちゃうくらい、少し世の中に浸透し、変わった趣味から文化になりつつあると言っても過言ではないコスプレ。実はボクもJKの頃からコスプレに足を踏み入れ始めた輩の1人。まあボクはビジュアルも技術も下の下だから、レイヤーの末端の末端くらいぼそぼそと楽しんでいただけなので、詳しい裏事情はよくわかんないの。ただ、結構ドロドロしているらしいのよ、レイヤー界も。素人の集まりと侮ることなかれ、まあ、大変らしいわよ!
そんなレイヤーを途中ブランクはあったものの、おっさんになった今でも抜けられない沼にハマっている理由を、ちょっとかいていくわよ。
ボクがレイヤーの世界に足を踏み込んだ時は、コミケなどのオールジャンルイベントでコスプレしているレイヤーさんが増え始めた頃だと思う。ファンロードとかアニメディアとかにコミケなどレイヤーさんの写真が掲載されたりしていた。
先駆けではなく、レイヤーさんという地位が既に獲得されていて、イベントでは同人誌を売る買う同士で集まるだけでなく、二次元のキャラクターになりきるという集まりが出来始めたのよね。イベントでコスプレO.K.が当たり前になっていたから、コスプレに対しての抵抗とかもなかったわよ。
加えてパソコンやネットの普及によって、コスプレ写真をホームページに掲載しているレイヤーさんやカメラマンさんのサイトが沢山あって、コスプレは身近な存在でもあった。当時はSNSとか定着していなかったから、ホームページにはイベントそのままの写真が掲載されるのが当たり前。合わせもジャンル関係なく写真撮ったり、同じキャラばっかり集まってのキャラ被り写真があったり、とにかく皆でワイワイしていた感じ。
あっ、今はキャラ被りすると、恐ろしいことになるらしいわよ。友人にきいたのだけれど、それはまた今度ね。
ボクがJKの時は、オンリーイベントというものが沢山開催されていて、例えば、五階建ての商業ビルに同日同時間帯に同ジャンルの違うカップリングのイベントが、五階と三階とかで開かれていたり、とにかく、市民ふれあいセンターとか借りられそうな場所という場所でオンリーがあったんだから、昔の主催者さんは本当にバイタリティがあってすごいわよね。普通の経営とかのノウハウのない人達が、会場の設置からスタッフ集め、参加者集めなど全部していたんだもの。すごい話よ。とまあ、とにかく、オンリーが沢山あったから、そこでコスプレをすると、楽しいわけよ。推しと写真撮れるのよ。スッゴい格好いい男装レイヤーさんとかがやっぱりいらっしゃって、もう、写ルンです!でバシバシシャッター押しまくりよ!写ルンです!2つもっていってもたりないわよ。デジカメなんてないから、基本みんな、コンデジか、高校生なんて、お金ないから、写ルンです!よ。今なら撮影お断りされるね。修正できないし。
まあ、そんなこんなで、ミシンもまともにつかえないくせに、型紙のない二次元のキャラクターのお洋服を自作しては、そんなにスキルもないから、ボロボロなのに、コスプレを楽しんでた。ウィッグもカラコンもないから、地毛当たり前よ。でも、皆でワイワイしていたから、純粋に楽しんでいたのは、この頃かもね、、。
さて、そんなボクはどうしてもなりたいキャラクターがいたの。カードキャプターさくらのさくらちゃんよ。世界で一番可愛い幼女は、さくらちゃんよね。これは世界が納得よね。とにかく、さくらちゃんをどうしてもしたいボクは、女装のコスプレに足を踏み入れたわけ。そこから、コスプレ人生が大きくかわっていくのとになるよの、、、。
とまあ、おっさんの昔話をダラダラとごめんなさいね。長くなるから、続きはまた今度。