変態サイクリストのマーケティング分析@九州Heaven Ride 2017
【変態サイクリストのマーケティング分析】とは
世間一般では、サイクリストには、一般的な「レジャーを楽しむサイクリスト層」と、達成感を味わう事に熱中する「変態サイクリスト層」は、「そもそも別次元」の活動時間の過ごし方をしていると言われている。まずは、「変態サイクリスト」マーケティング・レポートはどのような経緯でこの世に存在しないのか?そこから紐解いて行こう。
当該の「変態サイクリスト」に「レジャーを楽しむサイクリスト層」と、「そもそも別次元」という自覚はあるのだが、「変態サイクリスト」と呼ばれることに妙な納得感を持ってはいるものの、「変態サイクリスト」なりの流儀として、「変態サイクリスト」には上には上がいるため謙遜して、「変態サイクリスト」と自称する方は少ない。よほどのレース・タイトルホルダーでも無い限り「変態サイクリスト」を名乗る方は少ないのが現実である。これが「変態サイクリスト」を数値分析する事を難しくしている一因である。
実際には、この「変態サイクリスト」市場の潜在的な経済的影響力が、日経新聞や東京証券取引所などに影響を及ぼすほどの「経済パワー」が無いと金融市場関係者に思われているため、野村総合研究所や、矢野経済研究所の市場分析発表に登場することは無い。
「レジャーを楽しむサイクリスト層」が一台10万円以下の自転車を購入していて、「変態サイクリスト」は機材だけでも100万円近い購買力を発揮しているにもかかわらず、あまりに変態すぎて、金融市場関係者が注目をする事が無い。
↑スポーツ用品市場など広範囲のデータは存在する。
であるからして「変態サイクリスト」マーケティング資料を作成する者は、基礎的資料の作成から始めなければならないため、自らの忙しい「変態サイクリスト」生活の時間を削ぐことになる。また、膨大な時間をかけて「変態サイクリスト」分析をしても「変態サイクリスト」の「興味関心」を引く結果が予想出来ないため、世に出されることは少ない。
それは、別の側面から見ても明快である。
「変態サイクリスト」は、「識字率」や「読書率」が彼らの「興味指数」からほど遠い「生活形態」であるため、せっかく分析資料を作っても「アタマ使うな、カラダで証明しろ」などと言われる事が予想されるため、マーケティング分析者の意欲をそぐ結果になり「日の目を見る事が無い」のではないだろうか。
↑サイクリストの読書量のデータなどある訳が無い。
また、「第三者的な分析データ」は、真の意味で第三者であると、仮説検証部分でトンチンカンな分析結果をもたらすばかりであり、当事者意識を持った仮説検証を行う「変態サイクリスト」兼「マーケティング分析者」が分析設計や、マーケティング理論設計を行わないと、真の意味で「変態サイクリスト」の満足が得る事がない「トンチンカンな分析レポート」になってしまう。そのため、今まで「変態サイクリスト」マーケティング・分析レポートが発表されてこなかったのだと、類推している。
結果的に「変態サイクリスト」マーケティング・レポートが不在のため、「レジャーを楽しむサイクリスト層」は「変態サイクリスト」を、偶像化、矮小化する結果となり、閉鎖的な「変態サイクリスト」環境はさらに「閉鎖的」な市場になる拍車をかけているように思える。
この辺でA4一枚程度のメモが書けたので、本題に入りたいと思う。
「変態サイクリスト」は、どの程度、国内に生息しているのか?
「変態サイクリスト」とは、どのような生態系を保っているのか?
小生がいたマーケティング業界からの「なんちゃってマーケティング分析力」で紐解いていきたいと思う。定性分析や定量分析をもって、図表によって視覚化したり、過去や現在だけでなく、近い将来に「変態サイクリスト」市場がどのようになっていくかも分析していきたいと思う。
なお、これは全国3000店に及ぶ自転車ビジネス関係者や、自転車製造や自転車パーツ製造関係者や、それほど大きくない経済的裾野の周辺産業関係者が、興味を持たざるを得ないようなマーケティング分析を目標としているわけではない。これはあくまでも「変態サイクリスト」達を、マッサージするための文章である。ましてやマーケティング・ビジネスや企業経営コンサルティングや財務分析を本業とする方は、読む事を前提としていないのを予めお断りしておく。
■変態サイクリストとは、どの程度の人口なのだろうか?
図解:自転車工業会資料から人口を読み解く
■変態サイクリストの脳内は?
筆者独自のアルゴリズム・プログラムにより変態サイクリストの脳内メーター分析を行う。
■変態サイクリスト特徴
類は友を呼ぶ→困難オタク、挑戦マニア、達成感経験者の特徴を
グーグル的キーワード分析を行う。
■変態サイクリストのポジション分析
図表:変態サイクリストの「体験」についてのポジションマップ
■ヘブンライド参加者のマーケティング分析
【用語解説】
定量分析とは
「数値データ」をもとに行う分析のことです。
アンケートの中で選ばれた性別や年齢といったような選択肢の数や、 数値にすることで可視化して、調査データを把握する分析です。
定量分析を行う際の手法としては、アクセス解析や選択式のアンケート等があります。
定性分析とは
「質的データ」をもとに行う分析のことです。
数値を結果とする定量分析とは対称的に、数値だけで表しきれない、 ユーザーの心情を読み解きます。
定性分析を行う際の手法としては、インタビューや自由回答の記述式アンケート、行動観察などがあります。
上記、ご要望に応じて書こうと思います。その場合はご連絡ください。
【九州Heavenライド2017編集室】
「Tea room茶のこ」
熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場101−1
プロジェクト担当・池松
Mail:kshr2017.edit「@」gmail.com
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