北朝鮮のお土産を手に入れた話。
世界一周の旅~8日目 長春へ(中国)
今日はハルビンから長春へ移動!
まずはバスに乗って長春行きの高速鉄道駅を目指す。
そんなバスの中から外を眺めていたんだけど、、、
階数と部屋毎に仕切りの線が見てわかる高層マンションが気になってしょーがない。
写真のベージュの柱部分に、うっすら色が断層になっている、それです。
なんか怖くないですか。。。?
衝撃を与えたら、一気にバラバラになってしまいそう
どんな高い建物でも外観はつなぎ目が見える。
安心して寝れたもんじゃない
、、、って思った後に気付いた。
このクオリティーのホテルに私たちは泊まっていたんだなぁと。。。
行く電車の切符売り場で、ニューヨークの高校に通ってる男性と、在日歴のある日本が大好きという朱さん(37)に出会った。
列に割り込んで来たおっちゃんをBobが負けじと「並んでるよ!」と言ったのがきっかけで、その英語分かんないおっちゃん制圧に二人は協力してくれた。
さすがニューヨークと日本にいただけあって、ルールは重んじてくれた二人。
私たちが日本人だとわかった理由が、
Bobの付けていた腕時計がg-shockだったからというのはおもしろい。
自衛隊でも付けてる人多かった。
なんて言ったって、完全防水なので装着したままシャワーを浴びられる、
そして名前の通り、水圧にも耐えられます。
そんなこんなで、Bobは現役時代からずっと身に付けているわけです。
世界が愛してやまないジャパニーズ・クオリティーだからこそ、朱さんは私たちが日本人だと気づいてくれました。
彼は茨城に10カ月いたことがあって、山や空、日本人が本当に大好きでたまらないのが伝わってきた。
日本政府は中国人を規制していて、一度就労ビザで入っ後に日本を出ると、2回目以降の就労ビザはとれないんだとか。
朱さんは3.11がきっかけで中国に帰っちゃったから、もう旅行でしか日本に行けないことに嘆いていた。
旅好きの朱さん、なんと北朝鮮との国境の町、丹東に行ってきたらしい。
まさかのハルビンで、北朝鮮のお土産をもらった。
これはなかなか手に入らないレアもの。
朱さんの主観では、日本人が丹東に行くのは危険なんじゃないかということだった。
朱さん、ありがとうー!
中国では時代は電子マネー。
お財布はスリとか危ないから持たないんだとか。
実際、犯罪率は減ったそうです。
右端の紙切れは、使われないがために朱さんのポッケの中でボロボロになった貨幣。
電車に乗り込み、渡してたちと朱さんは席がバラバラだったけど、3人で一緒に座りたいからと、自分の席には座らず、
「自分より若い人が来たら座席交換してもらえないかお願いする」
と言って、私たちの席の傍に立って電車が動くまで待っていた。
年上を敬う中国らしい発想だなと思った。
運良く私たちの隣には若い女性がやって来たので、朱さんはその女性に頼んで席を交換してもらえ、一緒に座ることができた。
お互いカタコトの日本語(なぜか私たちも。笑)で色んな話をした。
中国の気候は去年よりも暑くなっていること。
最近の若者は共産党が好きじゃなくて、でも前の国家主席よりはマシだという。
そういや、ハルビンまでは街中に掲げられていた the 共産党のスローガン「自由・平和・富強」という文字、長春では見なくなったなぁ。
そして南に下るに連れて「芋っぽさ」が薄れ、
可愛い子や個性を出す若者たちが目立つようになってきた。
町は相変わらず汚いけど。。。
朱さん曰く、日本が昔“建てた“建築物はすごく丈夫で今も使われてるけど、
日本が満州を手放してから中国人がが建てた建物は良くない(=すぐ壊れる)とのこと。
(↑「新都」と「長春」の使い分けから、Bobが読み取り解釈した。)
確かにGUCCIとかの新しい店がある繁華街でさえ石畳がベロンベロン剥がれてたりするし、
長春駅でも大工事が行われていたけど、酔った若者が蹴っ飛ばして壊したんじゃないか的な柱が、信じられない数あった。
建物が壊し壊れやすい上に、壊れても直さない‥の悪循環。
そんなこんな話していたら、長春西駅へとうちゃーく。
朱さんが駅でごはんを奢ってくれた。
日本にいるとき、住み込み先の日本人にとても良くしてもらったから、と言って私たちに尽くしてくれた。
この優しさ、繋いでいかないとなぁ
みてください。
中国で「歓迎」を表すこの量!
大盛りの一人前が8皿も。
(私たち3人なのに。)
さすがに、ほんとさすがに全部は食べきれませんでした。ごめんなさい、、、
日本では残さず食べるのが礼節だと知っている朱さん。
残さない日本スタイルにするか、大量に注文する中国スタイルにするか悩んだみたいだけど、今回は中国スタイルでたくさん振る舞ってくれた。
中国では、ごはんの量が多いお店が美味しいお店なんだって。
良いこと知った。
新しくてピカピカだけど、既に雨漏りする駅。 (チーーーーン)
ホテルまでの道のり相談。
バスに乗る必要のない朱さんも私たちと一緒にバスに乗り込んで、途中まで送ってくれた。
ホテルに着いて間もなく、ホテルのフロントを通して、朱さんが無事着いたか心配して電話をくれた。
本当にエネルギッシュで素敵な人だった。
またぜひとも人生で会いたい。
夜はちょっくら探索。
この旅初めての小さな喧嘩しちゃったけど、また一つ、二人とも成長しました。
喧嘩もこの旅の醍醐味だ。
スケールが大き過ぎる長春駅。
夜はライトアップされ、遠目ホテルみたいに見える。
土地があって、お金もかかっていること間違いなし。
今日はここまで‥♪
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