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一カ国目ロシアでいきなり断水!ポリタンクを渡された宿の話。

世界一周の旅~2日目 ウラジオストック (ロシア)


showです。

世界一周2日目。

朝起きたら、私たちの始まりの地、ロシア。


まだなんとなく夢見心地な気分で目覚めると、

部屋は、なんともまぁこんな感じです。

THE 生活感溢れる光景。

洗濯はマストなので。(←もちろん手洗い)


でもこの景色が逆に旅感を盛り上げさせてくれたりもする。



そしてとにかく痛感したこと。

老弱男女問わず、英語が全く通じない。

若い人ですら、数字もおぼつかないほど。


ホテルのスタッフマダムも、

ひとっっっことも英語を話さない。

昨日ホテルに到着するやいなや、いきなり自分のスマホに向かって話し始め、

翻訳アプリを通して話しかけてくるわけです。

しかも次の日の朝ゴハンのメニューを


「卵はスクランブルエッグかゆで卵を選ぶことができます。

ソーセージは茹でたのと焼いたのどちらが良いですか?

ティーは紅茶とコーヒーのどちらにしますか?」


この↑三文を間髪入れずいっぺんに翻訳アプリに向かって言い切るのだから、


当然、翻訳アプリ パニック状態。


そしてこれまた何度でも同じやり方でリトライしてくるマダム。

もうちょっと区切ってあげるとか、一文ずつ翻訳させてあげたら、

あの場であそこまで足止めはくらわなかっただろう。。。


私たちの回答を聞くため、自らのスマホで翻訳アプリを渡してくれるは良いけれど、

なぜか設定がロシア語と日本語じゃない。

英語↔ロシア語。


まぁ良いか!と英語で回答するは良いものの、

聞こえてくる音声がロシア語のため、合っているかどうか分からない。

果たしてちゃんと希望通りの朝ゴハンが出てくるかドキドキしていたけど。。。

なんとノーミス!パーフェクトで出てきました。

英語が喋れなくても観光地で働けたり、商売のかたちが変わってきているなと感じました。



街では英語で「バス」が通じなかったり、

「バーガーキング」のロゴですらロシア語標記!!

たま~にビジネス英語の単語だけ話せる人もいたけど、今日1日で3人くらいだったかな。


世界で影響力を持っている国の一つなだけに、

そしてヨーロッパの国なだけに、

それがとにかく意外な一面でした。



朝ゴハンを食べたらさっそく散策に。

中央広場でBobがポーズ。

ロシア革命をモチーフにした銅像たちらしい。

夜になるとカップルや、意外にも母と子どもの親子が来たりする。

ちょっとしたショッピングモールみたいなところ。

一応観光スポットなのか、

マトリョーシカeverywhere。

街には水兵さんたちをよく見かける。

毎日12時には停泊中の1隻が大砲を1発、発砲するんだとか。

軍用の車が基地に入るとき、棒の先に鏡の付いてるもので車の下を見ていたんだけど、

たぶん隠しカメラ的なものが付いてないかどうか調べていたのだろう。


展望台からはウラジオストックの街を見渡せる。


毛皮コートの専門店はっけん。

ロシアの冬はイメージ通り、このファッションなのか…?

冬にもぜひ来てみたい。

防寒着だけで荷物の量、倍くらいになりそうだけど。。。

極寒のロシアの夏!

短い夏を人々は泳いだり焼いたりするそう。

Bobもたまたま下が海パンだった(水着が私服。笑)ので、

現地人たちに混じって泳ぎました。


どんなもんかと、ほぼ剥き出しの観覧車に乗ってみた。

両脇の出入口はドアもチェーンもないし、

手の届くところに滑車があるポイントがあったりと、

危な過ぎて日本では絶対ありえません。笑

でも風がすごく気持ちよかったーーー。


夕ごはんのボロシチ(手前)とニシンのサラダ(奥。色はすごいけど、赤カブの色かと…)。

淡い色をしたこの飲み物は、こう見えてロシアのクラフトビール。

フルーティーなシャンパンみたいだった。

この旅では、各国の瓶ビールの蓋をコレクションというか記念に集めていくことにしました。

スタッフの珍しく英語の通じるお姉さんにそのことを話したら、

快く蓋を取りに戻って、渡してくれた。

記念すべき一個目はオオカミさん?(↑右下)

ロシアの伝統料理ペリメニ。

水餃子みたいだった。


人々はというと、思ってた以上に(←偏見。)協力的で親切な国民性でした。


笑顔やはにかむ顔もとってもチャーミングな人々です。

ロシア人のイメージが良い意味でガラッと変わりました!



。。。と、


きれいにくくりたかったんだけども、、、

さっそく問題発生。笑

水道の工事が長引き、明日の10時まで断水に。

ジョーダンじゃない!とキャンセルしようとしたけど、

半日しか代金を返せないと譲ってくれず、 

しかも他のホテルも目が寄るほど高い。


どうしてもシャワーを浴びたい私たちが辿り着いたゆく先は…


25リットルのポリタンクを使ってお風呂に入ること。要協力。

しかも冷水。笑


マダムスタッフに、なぜか隣の部屋で貯蓄してあった水を分けてもらいました。


片方がタンクを担いで注ぎ係、

もう一方が頭から順番に身体を洗うというドン引き風景。


海上自衛隊のときも、出港すると真水の使用に制限がかかった。

清潔を保つため、シャワーは基本毎日浴びられたけど、

顔→頭→体 

を一気に洗って、一気にシャワーでてっぺんから流すのが船乗りの行水(笑)だった。


だから節水や、水の大切さはそれなりに心得ていたはずだけど。。。 

目の前のポリタンクから、みるみる水が減っていくんだから、思いっきり泡もたてられない。

水が思うように使えない不便さをことごとく痛感しました。


でもまぁ、

旅の先は長いし、旅にトラブルは付きものってことで、、、


トラブル発生から最後まで、楽しめました。


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