周囲を巻き込む力が企画を成功に導く~自分が楽しむことがカギ!~
今回は、企画を推進するなら自分自身が楽しむことがカギ!
についてお伝えしたいと思います。
|企画を推進するには周囲を巻き込む力が不可欠
前回のnote記事では企画の原動力についてお伝えしました。
企画の原動力は
・世の中の役に立ちたい
・誰かを喜ばせたい
・何か新しいものを生み出したい
・誰かをアッと驚かせたい
といった ”マインド” にあります。
企画という仕事は
このような原動力があって、そこからアイデアが生まれ
最終的に形にまとめていきます。
この形にまとめていく作業、つまり企画を推進していく上で
不可欠なことーそれは
周りを巻き込んでいく力です。
アントレプレナー(起業家)にしても、
イントレプレナー(企業内起業家)にしても
企画をひとりで立ち上げることはできません。
協力者や賛同者、そしてパートナーや顧客を
巻き込んでいく必要があります。
|周囲を巻き込むには自分自身が楽しむ
人を巻き込むためには
プレゼン力、説得力などスキル的な部分が不可欠です。
ですが、さらに大切なのは
自分自身が企画することを楽しんでいることです。
いくらいい企画であっても
いい商品・サービスのアイデアであったとしても
それを説明している人が
やらされ感満載だったり、苦労ばかりが顔に出ていては
一緒にやりたい気持ちにならないですよね。
「楽しむなんて余裕はない」と思われるかもしれません。
でも自分自身が楽しむからこそ、それが周囲に伝わり
周囲から協力を得られるものです。
自分自身が楽しんでいるからこそ説得力が生まれます。
うまく進んでいる、進んでいないに関わらず
よいことも悪いこともひっくるめて
自分自身が心底楽しんでみて下さい。
|どうしたら楽しめるのか
では、どうしたら楽しめるのか。
① 原動力があること
楽しむためには
まず根底に、冒頭でお伝えした
・世の中の役に立ちたい
・誰かを喜ばせたい
・何か新しいものを生み出したい
・誰かをアッと驚かせたい
という原動力があることが大切です。
アドラー心理学で有名なアルフレッド・アドラーは、
”人間が幸せと感じる要素” について次のように言っています。
言われてみれば当たり前のことですが、
自分がそのように感じているか振り返ってみてください。
それが原動力になります。
リーダーの方々であれば
チーム全体やメンバー一人ひとりが
この感覚を実感できるように促すことが
大切なアプローチになります。
そして、巻き込む対象の周りの人たちもこの感覚を感じてもらえれば
自分ごととして協力してくれるはず。
「この企画に関わると自分が役に立ちそうだな。
世の中の役に立ちそうだな。」
と感じてもらえると強いですね。
私自身も関わる企画チームには
この感覚を感じてもらえるように心がけています。
②ミッション、ビジョンがあること
そして楽しむためには
自分に腹落ちしたミッションやビジョンがあること
も大切です。
ミッションやビジョンを持ち、そのゴールを明確にしましょう。
ガンガン進むプロジェクトチームは
間違いなくこの感覚を持たれていますね。
今一度この感覚を振り返ってみてください。
|おわりに
企画という仕事は進めていく過程で
どうしても辛い場面、厳しい状況がでてきます。
しかし原動力とミッション・ビジョンを持っていれば
自分自身が企画を楽しめるようになるはずです。
よいことだけでなく、苦労さえも楽しめるようになります。
そしてその楽しむ気持ちによって周囲を巻き込むことができます。
是非、自分自身が企画を楽しんで、周囲を巻き込み、
協力を得て企画を成功させて下さい。
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