
コードの紐付け-「Autumn Leaves」
コードネームを見たらすぐに手がジャズらしいボイシングを掴めるようになることがこの記事の目標です。2つの目的があります。
「コード進行」を覚えることに集中できるようになるため。
ジャズの「スタイル」をインプットしていく。
楽譜がある程度読めるかたが、ボイシングを楽譜に書き込んでいくやり方ですと、音符だけを覚えてしまい、結局のところコード進行は身に付きにくいことがあるのではないでしょうか。
もちろん、時間の限られた中でジャズピアノを楽しむには、その方法もありです。むしろおすすめなケースもあります。楽しみ方は人それぞれです。
コード進行を覚えられるようになりたいのに、なかなか覚えられない方に向けての記事です。コード進行を覚えるフィーリングを掴んでいってください。音符を覚えるのとはだいぶ違いますよね。
例えば Am7(b5) というコードネームを見たら、反射的に手が動いて下記のボイシングが弾けることを目指します。そうやっているうちにその押さえ方の音の「感じ」も覚えると思います。
左手だけと、両手のどちらもサクっと手が行くようにします。すぐにできなくても大丈夫です。慣れるまではちょっと大変だと思います。
コードネームと押さえ方を紐付けしていきましょう。

この押さえ方は m7(b5) では鉄板中の鉄板の押さえ方で絶対身に付けてください☺️。ピアノがよく鳴るんです。
構成音の分析はやってもやらなくても大丈夫です。僕としては、とにかくインプットしまくってジャズらしいコードの押さえ方とその響きの経験値をある程度溜めてから理論の裏付けしていくことが理解の進め方としてはおすすめです。
コードネームから様々な押さえ方、サウンドを引っ張り出すのもジャズピアノの魅力のひとつです。逆をやっているように見えますが、まずは基本の押さえ方をしっかり身に付けることが、自由な演奏への第一歩と信じて☺️やってみてください。
この公開記事の続き…本編となる内容のひとつです!
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