アヴェイラブル・ノート・スケール最初の一手
available note scale
アドリブやコード・ヴォイシングする時に、それぞれのコードに対して「ハマった」感じになるスケールがあります。
それを「アヴェイラブル・ノート・スケール」と呼びます。
直訳したら「使えるスケール」ですしね。
「コード・スケール」(chord scale)と呼ぶ人もいます。
みんなが使っている概念なのにはっきりした定義が見当たりませんが、ここでは以下を定義にします。
「アヴェイラブル・ノート・スケール」は「与えられたコード内で使える音のまとまり」
出典は『The Jazz Piano Book』Mark Levine
p.60 「an "available pool of notes" to play on a given chord.」
最初に頭の片隅に入れておいて欲しいのはアヴェイラブル・ノート・スケールはアドリブの道具なだけでなくコード・ヴォイシングの道具でもあるんです!今は何のことやらでも大丈夫。
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