28歳になったんやて?社会人歴はまだ3年目「ファーストキャリアを海外でするってこと」
みなさん、こんばんは。
Kahoです。
11月を迎え、ついに2020年も残すところ2ヶ月。
わたし、昨日28歳の誕生日を迎えました。
タイトルにあるように28歳と言えども
社会人歴はまだ3年目。
学部の頃留学に二回行ったり
大学院進学で普通の学生よりは”遅れ”ました。
いまの仕事が決まるまで海外で働くなんて
考えてもいませんでした。
そこで本日のテーマ
「ファーストキャリアを海外でするっていうこと」
長所、短所、個人的な見解をご紹介したいと思います。
長所①入社してすぐにプレイヤーになれる
日本であるようなしっかりした新入社員研修のようなものがないので、やりながら覚えるスタイルことが多いです。私の場合入社3ヶ月目で海外出張がありました。二年目では、IOCや国連との会議にも一人で出席させてもらえるぐらいのスピード感でキャリア構築ができると思います。
長所②各分野のエキスパートの方々と仕事ができる
国際レベルで仕事をするので、国際対応もしくはパラ、教育を担当する組織委員会、国際競技連盟(IF)、パートナー企業、各国パラリンピック委員会、国連等各種国際スポーツ組織の方とお仕事をご一緒できます。キャリアの初期で、このような方々とお仕事できるのは今後のキャリアパスも含めて刺激多です。
長所③多種多様な職場環境
これが一番の長所と言える「多種多様な職場環境」。たくさんの人種の方がいます。たくさんの国の方とお仕事をします。日本にいた頃には聞いたことがないような国の方とも仕事ができ、刺激が多いです。全米大統領選挙のディベートについての話が始まったり、植民地主義への議論が始まったりします。
国際社会への批判的な視点を構築することができます。
短所①高等教育で頑張る必要がある
スペシャリストが求められる国際(欧米)社会。短所ではないかもしれませんが、高等教育中にそれなりに頑張って自分らしさを見つける必要があります。また、同級生の友人が就活してる時期に、自分は志を持って、流れとは異なる他の行動をする必要があります。
短所②日本らしさがわからない
国際社会でも母国の文化に紐付いた「らしさ」が大切になります。しかしファーストキャリアを海外ですることで、フルタイムの日本での働き方がわかりません。社会人としての基礎をつける新卒研修が受けれないのが短所。数年経って日本に帰ってきた時、「海外カブれした嫌なやつ」になってしまうかもしれません。海外にいるとき、「これが日本の場合、どうすればうまく機能するか」と考えること、その機会があることが大切です。
短所③現場から遠い
国際組織は、現場から一番遠く、言ってしまえば超内勤です。現場へ行くことに時間・お金・エコロジカルフットプリントがかなりかかります。変化や影響が見えづらく、モチベーションが下がることが懸念されます。
以上、簡潔に3つずつ長短所をあげさせていただきました。
ファーストキャリアかどうかは関係ないかもしれませんが、
コロナ禍で感じたのが、良くも悪くも
「仕事をするために海外にいる」ということの意味です。
もともと海外での就業志向が低かったからこそ
次のキャリアでは、自分のアイデンティティがあるアジアや日本へ
貢献できる仕事がしたいという気持ちが強くなりました。
個人的な結論として、
「ファーストキャリアを海外ですること」はありだと思います。
プロフェッショナルを学べる、
刺激の多すぎる環境にいることができるから、
今後自分が目指したい方向性を俯瞰的に探求することができます。
ただ、どこで何をしていても
自分がやりがいを感じることができたり
楽しむことができることをするのが最優先だと思います。
皆さんが楽しい人生を歩めますように。
今日もありがとうございました。
Kaho
いただきましたサポートは、次世代に残せるもの(国際キャリア形成自叙伝、メンターシップなど)の費用として活用させていただきます。