嬉しい事
隔離生活6日目の今日は、少し日記とはちょっと違うかもしれないけど、どうしても書きたくなった。
前のnoteで述べた通り、この場所に留学してから約3年がたっているのですが、
今回のこの隔離期間中に現地の友達からの差し入れで心を救われている。
別に、スーパースターでも、有名人でもない、ただのしがない変ちくりん留学生のために、
スーパーから電話をかけてくれて要るものを選んでくれたり、
私の食事事情を心配してご飯をオーダーしてくれたり。
前にいた学校で、日本人は私1人。
ほとんどが現地の子が通う学校だった。
結構大変な思いをした。
最初の1年間はほとんど1人くらいしか友達もいなかった。し、それで良いと思っていた。
いろんな偶然とか、きっかけで2年目で友達が増えた。たぶん、私もちょっと自分を変えたんだと思う。
その時できた友達たちが、救援物資を送ってくれたり、ご飯を届けてくれたりしている。
なんでこんな良くしてくれるのかシンプルに疑問に思い聞くと、
「あなたはいつも私たちに良くしてくれるから」( you always treat us so good)
と言われた。
私がした事といえば、ちょっと日本語教えた、とか
遊びに来てくれたときに、地元を案内した。とか。
思いつく限り、そのくらいのことだ。
この、私の留学する街は、かつて東洋の真珠といわれた。
いま、この街はかつての輝きは失いつつある。
けれど、温かいご飯をくれる、優しい人たちがいる街だ。
変な留学生のことも受け入れてくれる、そんな街だ。
きっと、遠い先の自分も今日食べたご飯の味を忘れることは無いと思う。