JFA仲介人はどのように選手と契約するのか？ - #neta2 - Vol.3 最終章 「交流」「契約」
JFA仲介人つまりはサッカー選手の“代理人”はどうやって選手と契約するのか？
4.交流
5.契約
について。
4.交流
率直に伝えると”口説く”ということだ。
「良い代理人は女性にモテる。女性を口説くように誠意を持って仕事しなさい。」
団野村の言葉だ。選手を”口説く”のである。
皆さんも異性を口説くためには、様々な方法があるはずである。
ーディナーに誘う
ー映画に誘う
ーお茶に誘う
ーギフトを贈る
ー連絡を取る etc......
全ては口説きたい異性を想い、行いであるはずだ。
これらに近い感覚を持ちながら、選手のために我々がどんなことができるのか、選手が望むままに行うことで、信頼や信用が生まれる。
時には、IKEA の家具だって組み立てる。（笑）
5.契約
契約のタイミングはコントロールできない。
我々はサービス業であり、常にドアを開いて待つ姿勢。
ドアを開けて待ち続けるのみだ。
ただ、多いタイミングをお話しさせていただくと、
・プロA契約、B契約締結条件である出場時間が満たした時
である。このタイミングは選手たちが初めて”交渉”を行う時であるからかもしれない。
勿論、最初のプロC契約の際にも仲介人、代理人を使ってチームと交渉する選手もいるが、最初のプロC契約の際というよりは、このタイミングで契約するケースが弊社の場合は多い。
仲介人と契約することは選手の権利であるので、選手の良きタイミング、都合に合わせて契約を結ぶ。
契約自体、契約書もとてもシンプルなものである。
・JFA標準仲介人契約書（JFAのHPからダウンロード可能）
を使って契約を結ぶ。
弁護士の方や行政書士の皆様なら、感じるかもしれませんが、非常にシンプルな契約書だ。普段から野球選手の契約書などを見ている私からしても、比べてみて、非常にシンプルだ。これについてはまた、後日弊社の代表取締役である団野村と契約書について語ったことを綴りたいと思う。
このような流れで契約となる。
我々の仕事はここからがスタートラインとなる。
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関根圭祐 KEISUKE SEKINE
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