レバノン随一のワイナリー、シャドー・ミュザールを訪問しました。
11月24日にレバノン随一のワイナリー、シャドー・ミュザールを訪問しました。日本にも輸入されています。設立は1930年ですから91年の歴史あるワイナリーです。いくつもの戦争に直面しながらも、ワインを作り続け、世界的に非常に高い評価を受けています。
「ワインは信じられないほど人生に大切なことを教えてくれます。ワインは人と人交流を促します。交流は戦争でなく平和を生むことができるのです。」
2代目のサージ・ホーシャス氏の言葉です。
実は彼や、レバノンの主要ワイナリーが出てくるドキュメンタリー「ワインと戦争(仮)」(原題:Wine and War)を配給することが決まったので、この映画のための取材も兼ねての訪問です。
対応してくださったファディア。サージはとても優しかった。亡くなった時は泣いたと話してくれました。コロナで普段は案内していないワインセラーまで見せてくれました。1930年からのビンテージを大切に保管しています。ワインはレバノンで初めてオーガニック認証を受けており、添加物もない今でいうナチュールワインでしょうね。サージが一番好きだったという白が格別でした。ファディアの青いシャツはサージの一番好きな色だとか。ディカンタージュして、試飲する部屋を出て庭へ。花の香り、鳥の鳴き声、地中海を望みながら飲んだシャトー・ミュザールは、間違いなく人生で最高のワインの一つに。白は、今のところ世界一となりました。
映画、ぜひ観てください。最新情報はユナイテッドピープル通信で。
できれば、シャトー・ミュザール扱いたい。
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