バトン 〜モノマネ〜
これも引き出し増やす意味では大事かなと思います。
いまはもうほんと動画とかには事欠かないというか恐ろしい量の動画が見れますから、是非そういうものを参考にしたら良いかなと。
最初はこなれずにモノマネ感満載になると思いますが、ずっとやってると自分の型っぽく収まってくると思うので、とにかく色々勉強すると。ただ闇雲にモノマネするというよりかは、この振りはこういう効果を出すのに使えそうだな、みたいなイメージを持った上でやった方が良いと思います。
私がパクらせてもらった人々は、
* コーチ
* 先輩指揮者
* 同大学のブラスの指揮者
* カラヤン
* デュトワ
* etc…
クラシックのレジェンド指揮者で言えばもっとたくさんの人のモノマネ出来ますが、自分の実戦で使っているという観点だと相当絞られます。
また、指先とかその他体の使い方って意味だと
* バレエ
* 歌舞伎
* 能
とか見るのもいいかなと。特にバレエ。
指揮者はダンサーではないですが、音楽の先を表現するという意味ではまごう事なく表現者だと思っています。大事なのは先を振ることですけど。
オケの出た音につけて振ってたら、それは確かにダンスです。音楽鳴らしてリズムとってんだったら。スピーカーで音源再生してそれに乗って体揺らしてんのと一緒です。
だけど先を振るなら一概にダンスとは揶揄できないかなと。
体の表現が意識的・無意識的に奏者に与える効果って自分は馬鹿にならないと思ってますし。まぁ練習でちゃんと仕込んでおけば本番の振りなんてって思うかもですが、いややっぱり本番こそその気にさせて欲しいですよね。奏者としては。邪魔になったら本末転倒だけど。
なので、いろんなものをインプットして、自分の表現力を上げることは大事だと思います。もちろんそこには「何をしたいのか」の想いがなきゃいけないですが。
(続く)