バトン 〜手首〜

早いテンポを振る時とかに使っています。
勝手に手首振りと呼んでいる振り方です。

基本は叩きなのですが、腕はほとんど跳ね上げず、打点のところで指揮筋を締めて、その連動で手首だけ上に曲げる(手首を上に反る)ような感じで振ります。
棒持った静止状態だと、普通腕と手・手首直線になりますが、それが手・手首だけ上向くと。

これを使うと、腕を跳ね上げなくて良い分、コンパクトに振れます。そのメリットとして
* 腕の運動量が少なくなるので早いテンポでも対応出来る
* 抜きどころで手首振りにすることで楽も出来る
* ダイナミクスのレンジも増える(小さい方向に)
というのがあるかなと。
なもんで自分としてはこれ結構オススメです。

あくまで叩きの延長です。跳ね上げのイメージだけど、手首だけが上がるってだけです。
手首で手首を「上げよう」と意識しちゃうと、手首が疲れるし、多分手首壊します。なので叩き同様脱力してやらないといけません。手首を上げるんだけども、手首は極力力入れずに跳ね上げの力を利用して、そのしなりで「結果手首が上がる」イメージでやると良いと思います。

この手首振りと、全身振りを使うことで、指揮のダイナミクスのレンジをかなり広くすることができると思います。

(続く)

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