【Rosenkranz】Metal & Wood Earphone [Gold]で聴く！【作詞家 松本隆氏の名曲たち】
今回はこんなテーマで記事にしていこうと思います。
Twitterにと思ったんですが、長くなりそうなのでもうこっちで！
私、昭和歌謡が好きなんです。
多くの楽曲がある中で、どれもキャッチーで憶えやすい曲が多いですよね。
些とも世代ではないのに、昭和歌謡には魅了されてばかりな毎日。
なぜこうも惹かれるのか…。ふと、考えてみました。
昭和歌謡の魅力は『歌詞』にある！
聴けば一発で憶えてしまうほどの強烈なフレーズ。
物語として情景が思い浮かんで仕舞うほど解りやすいんですよね。
そんなところに理由があるんじゃないかと思っております。
(勿論、他にも要素はありますが…。）
そう云うことで、今回は作詞家 松本隆氏の手掛けた楽曲を紹介しつつ、Metal & Wood Earphone [Gold]をご紹介できればと思います。
松田聖子 / SWEET MEMORIES
14枚目のシングル『ガラスの林檎』のB面として1983年8月1日にリリース。
サントリー生ビールのCMソングに起用され、その人気から両Ａ面として再発売をされることになります。
レコード総売上はオリコンの集計で85万枚を超え。
SWEET MEMORIES
歌 ：松田聖子
作詞：松本隆
作曲：大村雅朗
なつかしい痛みだわ
ずっと前に忘れていた
でもあなたを見たとき
時間だけ後戻りしたの
幸福?と聞かないで
嘘つくのは上手じゃない
友だちならいるけど
あんなには燃えあがれなくて
※失った夢だけが
美しく見えるのは何故かしら
過ぎ去った優しさも今は
甘い記憶 Sweet memories※
Don't kiss me baby we can never be
So don't add more pain
Please don't hurt me again
I have spent so many nights
Thinking of you longing for your touch
I have once loved you so much
あの頃は若過ぎて
悪戯に傷つけあった二人
色褪せた哀しみも今は
遠い記憶 sweet memories
(※くりかえし)
まず、「なつかしい痛みだわ」というとてつもなく洒落た始まり。
嬉しい気持ちと後ろめたい気持ち、気恥ずかしい気持ちと全てがごちゃまぜになった一瞬の感情表現がこの「なつかしい痛み」に込められています。
変に間延びするような歌詞ではなく、段落で見れば非常に端的なんですよね。突然の再会での心情から今まで、これからが垣間見える歌詞の表現が見事なんです。
日本語って素晴らしいなと改めて感じさせてくれるそんな歌詞です。
痺れるぜぇ…笑
サントリービールのCM映像
キャラクターは『パピプペンギンズ』というらしい。
デザインがまさに昭和チックで可愛らしい。
ナレーションは所ジョージさんですね。
貴重な映像が残っているものです。
RK-HM Goldがピッタリ！
ジャズテイストのメロディとも相性抜群！
硬すぎず柔らかすぎずなハードメイプルによる音響効果で
松田聖子さんのボーカルがどこまでも広がっていきます。
このイヤホンの詳細なご紹介はコチラから！
大滝詠一 / 君は天然色
7作目のシングル。1981年3月21日にリリース。同日に発売されたアルバム『A LONG VACATION』は、2020年までに累計200万枚以上のセールスを達成しています。(すげぇ…)
アルバム『A LONG VACATION』内の楽曲では『Pap-pi-doo-bi-doo-ba物語（ストーリー）』以外はすべて松本隆さんによる作詞です。
君は天然色
歌 ：大滝詠一
作詞：松本隆
作曲：大瀧詠一
くちびるつんと尖らせて
何かたくらむ表情は
別れの気配をポケットに匿していたから
机の端のポラロイド
写真に話しかけてたら
過ぎ去った過去 しゃくだけど今より眩しい
※想い出はモノクローム 色を点けてくれ
もう一度そばに来て はなやいで
美しの Color Girl※
夜明けまで長電話して
受話器持つ手がしびれたね
耳もとに触れたささやきは今も忘れない
(※くり返し)
開いた雑誌を顔に乗せ
一人うとうと眠るのさ
今夢まくらに 君と会うトキメキを願う
渚を滑るディンギーで
手を振る君の小指から
流れ出す虹の幻で 空を染めてくれ
(※くり返し)
最初に聴いた印象では、すごく爽やかな楽曲だと感じてました。
メロディによるブラフと云うのでしょうか。歌詞の深い意味まで辿り着けていなかったのだと思います。
松本隆さんの妹様が制作時期にお亡くなりになってしまい、作詞を中断したエピソードがあったそうです。改めて、歌詞を見ていくと「想い出はモノクローム」の歌詞に繋がってくると考えると少し悲しくなってきますね。
色彩をポイントに主人公の気持ちが解る表現がお見事です。
RK-PA Goldがピッタリ！
楽器の繊細な表現にはこれ！なイヤホン。
生音感の強い楽曲なので、このRK-PA Goldが間違いない。
パオロサの硬さにより楽曲の深い描写までしっかりと表現してくれます。
RK-PA Goldをご紹介している記事もぜひご参照ください！
寺尾 聰 / ルビーの指環
寺尾聰の6枚目のシングルで1981年2月5日にリリース。
第23回日本レコード大賞では各賞を総なめしています。
ルビーの指環
歌 ：寺尾聰
作詞：松本隆
作曲：寺尾聰
くもり硝子の向うは風の街
問わず語りの心が切ないね
枯葉ひとつの 重さもない命
貴女を失ってから
背中を丸めながら
指のリング抜き取ったね
俺に返すつもりならば
捨ててくれ
そうね 誕生石ならルビーなの
そんな言葉が頭に渦巻くよ
あれは八月 目映い陽の中で
誓った愛の幻
孤独が好きな俺さ
気にしないで行っていいよ
気が変わらぬうちに早く
消えてくれ
くもり硝子の向うは風の街
さめた紅茶が残ったテーブルで
襟を合わせて日暮れの人波に
紛れる貴女を見てた
※そして二年の月日が流れ去り
街でベージュのコートを見かけると
指にルビーのリングを探すのさ
貴女を失ってから※
(※くりかえし)
まず、「問わず語りの心が切ないね」というのが詩的で美しい表現で驚きましたね。無意識にふと彼女(=貴女)を思い出してしまうという意味が込められています。この後の歌詞に繋がっていき、曲の導入としてちょっと完璧すぎますね…。
「あれは八月 目映い陽の中で」から「誓った愛の幻」で蜃気楼、陽炎というのが八月という季節にかけて、「消えてくれ」は物理的に居なくなるのと幻を消したいという気持ちもかかっていると本当に無駄がないです。
少し未練がましい男性の失恋ソングなのです。
男性諸君にはこの歌詞が沁みるでしょう。私は沁みました笑
RK-KA Goldがピッタリ！
空間描写の描き分けはお手の物！
楽曲の持つ空気感を丁寧に表現するローゼンクランツのサウンドイメージそのものです。定位良くなるのでボーカルも際立って聴こえることでしょう。
詳細はこちらもチェック！
おわりに
さあ、今回は今までと違った聴き方をしてみました。
ご試聴の機会があれば、ご紹介した楽曲でイヤホンを聴いていただきたいです！
ご紹介したイヤホン『Metal & Wood Earphone シリーズ』はフジヤエービック様、KS Audio(直販)のみでのご案内となっております。
ご試聴はフジヤエービック様の店舗にていつでもご試聴可能です！
若しくは、KS Audio(k-sakai@rosenkranz-jp.com)は週末秋葉原へ出張しておりますのでご一報いただけましたらこちらでもご試聴可能です。幅広いリケーブル製品も多数ご用意しています。
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松本隆さんの手掛けた楽曲はコチラをご参照ください！
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