高校入試の理科が難しくなっています。
高校入試の理科は難しい??
典型的な暗記科目と言われてきた高校入試の理科(中学校の理科)を生徒さんたちが「難しい」「苦手」と感じています。そう感じる原因について分析してみました。2023年の入試問題と、9月の模試を分析素材にしました。
①文字の多さ。
先日の宮城県公立高校入試の模試で、中3生各位が全員「理科が難しかった」と言いました。なぜ難しく感じたのでしょうか。
まず、皆さんは文字量の多さに圧倒されたと思います。宮城県高校入試の理科は、こんな感じで文字が満載のページが延々8~9ページも続きます。このように観察の結果などが詳しく載っているので、どこを読めば答えにたどり着くのかが分からなくなるのです。
➁実験内容をリアルにするために文字数がたくさんある
最近の入試はリアル実験・観察志向なので、「質量保存の法則」や「重力の作用」といった基本的な問題にたどりのにも、膨大な文字を読みこなさなければなりません。解答になかなかたどり着けないから、皆さんは「難しい」「手応えがない」とおっしゃっているのです。
③学校や塾の普通の問題集とかワークだけでは足りない?
おそらく、まだ学校や塾のワークや問題集も、この形の入試には完全には対応しきれていませんから、特別な対策が必要となります。肝心なのは長い文章に対応することです。また、物理+化学の問題のように、分野をまたいだ問題も出るようになっています。
④模試の復習・予習・過去問の練習をていねいに
高校入試の模試は、どこのテスト会社様のものもここ数年は宮城県の理科の新しい傾向をちゃんと活かしています。ですから、まずは模試の復習・予習・そして過去問練習を自分のレベルに合わせてやることが肝心です。そして理科の問題に対応した「読解力」を身に付けましょう!
⑤どのレベルから復習したらいいか分からない人へ
北上セミナー 佐々木がアドバイスさせていただきます。ご安心ください。理科の基本の「き」からお教えいたします。最近は良い問題集も塾用や市販の物でだんだん出てきていますから、そういったものも取り入れながら、いっしょに対策していきましょう!
0220-23-7037
090-2369-0226
宮城県登米市迫町佐沼字中江1-8-9
北上セミナー 佐々木伸一